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「買い先行も、ビッグイベントを控えて・・・」

 昨日の米国株式相場は上昇。ダウ工業株30種平均は32.53ドル高の12523.31ドル、ナスダック総合指数は7.55ポイント高の2448.64 ポイントとなった。1月の消費者信頼感指数が市場予想を上回ったことで、景気に対する楽観的な見方が台頭。また、原油先物相場が上昇したことで、石油関連銘柄に買いが入ったこともダウの押し上げ要因となった。ただ、翌日に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を控えていることで、上値を買い進む動きは限定的。同日発表の10-12月期の実質国内総生産(GDP)や週末の雇用統計を見極めたいとの見方も広がり、主要株価指数の上昇幅は限定的であった。また、シカゴ日経平均先物(CME)は17595円。大証終値と比べて75円高の水準で取引を終了している。従って本日の東京株式相場は米国株式相場の上昇を好感して買い先行の展開を想定。引き続き上値を試す動きになると思われる。
 しかし、日経平均の日足チャートでは1/25の高値(17617.64円)が意識されていることで、この付近では売り物が出る可能性が高い。チャート上にダブルトップが形成されることも考えられ、積極的に上値を買い進める状況にはない。また、今晩米国では米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えていることで、その結果を見極めたいとの見方が強まる公算が大きい。政策金利の据え置きがコンセンサスとされているが、その後の声明文でインフレに対する強い懸念が示されれば、相場を大きく動かす要因になりかねない。また、米GDPの発表を控えていることも、市場には大きなリスク要因。本日の東京株式相場はこれらのビッグイベントを控えて、買い一巡後は利益確定の売りが優勢となりそうだ。
 また、「2月9日、10日に開催されるG7において、円安が話題となる」との憶測がくすぶっていることも、日本株にとってはリスク要因となりそうだ。独仏伊などのユーロ各国が円安に対して強い懸念を示しており、G7で円安是正圧力がかかることが必至とされているからだ。膨大な額の円キャリートレードの巻き戻しが起こる可能性もあり、円相場の急上昇に端を発した株価急落も想定される状況にある。本日の買い先行はやはり戻り売りの場面であり、より攻撃的なポジションをとるならば、空売りを仕掛ける場面であろう。ローソク足では大陰線が出現する展開を予想したい。
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