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「一旦上昇の窓を埋める展開か、寄り前のCPIに注目」

 昨日の米国株式相場は上値の重い展開。ダウ工業株30種平均は5.45ドル安の13422.28ドル、ナスダック総合指数は3.02ポイント高の 2608.37ポイントとなった。米FOMC後の声明を受けて上昇幅が拡大する場面もあったが、大引けにかけて売り圧力に押される展開。ダウ、ナスダック共に上ひげが出現した。また、シカゴ日経平均先物(CME)は17990円。大証終値と比べて20円高の水準で取引を終了している。従って本日の東京株式相場はシカゴ日経平均先物がやや上昇したことから、堅調なスタートを想定。再び18000円を試す動きになると思われる。
 米FOMCでは事前予想通り「金利据え置き」が決定された。その後の声明文も特にサプライズのある内容ではなく、相場に与えた影響は限定的であった。それでも市場では声明文の解釈を巡って、相場が一時乱高下。インフレ懸念がやや後退したことや、景気認識が上方修正されたことは好感されたものの、長期金利の上昇や原油先物相場が上昇したことで、結局主要株価指数の上値は抑えられた。
 本日の東京株式相場はリスク要因であった米FOMCを通過したことで、買い安心感が強まりそうだ。ただ、寄り付き前には5月の消費者物価指数の発表が予定されており、市場予想との乖離が生まれれば、相場を大きく動かす要因となりそうだ。市場コンセンサスは、生鮮食品を除く全国総合で前年比 0.1%のマイナス。市場はこの数値を基準に評価することになりそう。上ブレすれば早期の利上げ観測が台頭し、株価にとってはマイナス要因。下ブレすればデフレ懸念が台頭し、これも株価にとってマイナス要因となりそうだ。市場予想通りなら、リスクイベント通過による買い安心感が台頭。株価にとってはプラスの影響がありそうだ。もともとブレの小さい指標だけに、買い安心感につながる公算は大きい。
 日経平均の理論株価は17950円に上昇した。原油先物相場の上昇が影響しており、軸はほぼ水平になったと思われる。その点を考慮すれば、日経平均は現時点から近いポイントである上方の窓(17983.35円―18008.60円)を一旦埋める可能性が高くなる。上方の窓が株価を引き寄せる力を発揮し、18000円をトライする動きが想定されるのだ。到達後は達成感から再び下方の窓を試すと思われる。上方の窓を埋めた後、下方の窓を埋めるといった順番だ。なお、売りポジション継続に変更はない。
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