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「買い一巡後は、イベントに対する警戒感が台頭」

 昨日の米国株式相場は小幅高。ダウ工業株30種平均は3.76ドル高の12490.78ドル、ナスダック総合指数は5.60ポイント高の2441.09 ポイントとなった。午前中はM&Aに関するニュースなどから上昇幅を拡大させる場面もあったが、買い一巡後は徐々に伸び悩む展開。金利上昇が嫌気されたほか、米FOMCを控えていることなどから、徐々に警戒感が広がった。また、シカゴ日経平均先物(CME)は17530円。大証終値と比べて50円高の水準で取引を終了している。従って本日の東京株式相場は米国株式相場の上昇を好感して買い先行の展開を想定。引き続き上値を試す動きになると思われる。
 しかし、米国株式相場の上値が限定的であったことから、東京株式相場の上昇は持続しないとみられる。日経平均は既に日足チャート上に空いていた上方の窓を完全に埋めており、目標達成感の強いチャート形状。また、1/25の高値(17617.64円)とのダブルトップが意識される状況であり、買い一巡後は上値が抑えられそうだ。
 また、米国では本日から2日間にわたって米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催される。明日の声明文発表に注目が集まっており、もし「利上げ再開の可能性がある」との見方が台頭すれば、株式相場にとって大きな痛手となりそうだ。さらに31日には、米GDPが発表される予定となっている。東京市場でも、本日、明日の2日間は強い警戒感が出ると思われ、積極的に上値を買い進む投資家は少ないであろう。
 本日は寄り付き前に12月の鉱工業生産指数が発表される。市場予想は前月比+0.2%であり、この数値を基準に評価が分かれることになりそうだ。もし、上ブレすれば国内景気に対して楽観論が広がり、早期利上げ観測が台頭。円高進行から輸出関連株には利食い売りが先行しそうだ。また、逆に下ブレとなれば、利上げ観測がさらに後退。円安進行から輸出関連株に買いが入りそうだ。
一方、電力株に関してはやや買われすぎの感が強い。また、電力株を買わなければならない相場ならば、よほど“手詰まり感”が強いと判断できる。それは“相場の末期”のシグナルであり、強い警戒のサインでもある。ここは一旦ポジションを整理し、今一度冷静になったほうが良い。それは全体相場にも言えることだ。
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