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「引けにかけて再度売られる、下方の窓埋め?」

 本日の日経平均は101.15円安の18087.48円で取引を終了した。一時前日比プラスに転じる場面もあったが、引けにかけて再度売り込まれる形。高値圏での売り圧力は強く、買い戻しの動きは継続しなかった。業種別東証株価指数では空運業、精密機器、電気機器の3セクターのみが上昇。他の業種はすべて下落となった。特に不動産業の下落率が大きかった。
 本日の東京株式相場は上値の重い展開となった。朝方こそ先週末の米国株式相場の急落を受けて売り先行となったが、売り一巡後は押し目買いの動きが優勢。後場に入ってから日経平均は一時前日比プラスになる場面もあった。しかし、買い戻し一巡後は再び上値が重くなり、引けにかけて下落幅が拡大する展開。テクニカル的な売り圧力の強さや、重要イベントを控えていることなどから、投資家は見送り姿勢を強めたようだ。 
 今週は米国で住宅指標の発表、FOMC、そしてその後の声明文の発表、一方、国内では株主総会の集中日、消費者物価指数の発表などを控えている。様子見材料が豊富であり、投資家はその内容を見極めたい向きが多いようだ。また、日米中ともに主要株価指数のチャートが「ダブルトップ」を形成しており、投資家は積極的に上値を買い進みにくい。中国株のクラッシュ懸念も台頭しており、その動きが全世界的に波及する恐れもある。ポジションは「買い」を継続しながらも、いつでもポジションチェンジできる体勢は整えておきたいものだ。
 日経平均のローソク足では長い上ひげが出現した。18200円付近の「壁」を意識させるものであり、目先下方に位置している3つの窓に向けて下落する可能性がある。ただ、連日の「窓埋め拒否」の形となっており、単純に下落するとは言えない状況。「軸」が依然として上向きの可能性も残されており、警戒しながらも「上ブレ期待」を継続する局面であると言えそうだ。
 待てど暮らせど宴会の参加者が一向に増えない。「人の集まりが悪いので、そろそろお開きにしましょうか?」などという声もチラホラ聞こえており、主催者側はこの空気を打ち消すのに躍起になっている。「も、もうちょっとお待ちください。」――決して根拠のあるセリフではないが、今はこう言っておくしかない。一人、二人、と帰り始めたら、それこそ致命傷である。「すみません。もし、開催中止になるのなら、こちらから改めてご案内いたしますので・・・」今は「待つ」しかないようである。神風はいつ吹くのであろうか。
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