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「ダブルトップの危険性も、買い継続」

 本日の日経平均は51.67円安の18188.63円で取引を終了した。朝方は高値警戒感などから売りが優勢となったが、大引けにかけては徐々に押し目買いが強まった。ローソク足では下ひげが出現。相場の底固さを示している。業種別東証株価指数ではその他製品、金属製品などが上昇。不動産業、保険業などが下落となった。
 本日の東京相場は総じて軟調な推移となった。短期的な過熱警戒感から利益確定の売りが強まったほか、全世界的な金利上昇を懸念する動き。積極的に上値を買い進む動きは乏しく、下値を試す展開となった。しかし、売り一巡後は株価指数先物などに買いが入り、徐々に下げ渋る動き。円相場が下落したこともあり、主力銘柄の一部には押し目買いが強まった。日経平均のローソク足では長い下ひげが出現。安値圏での買い意欲の強さを示唆している。
 日本、中国、米国の3カ国の株価指数が似たような形状となっている。日経平均、上海総合指数、NYダウはいずれも年初来高値の手前で伸び悩んでおり、ダブルトップ形成の危険性があるからだ。このまま高値を抜けなかった場合には、全世界的な調整局面へ突入する可能性がある。中国経済の過熱感が叫ばれるなか、非常に危険な状態にあるといえるだろう。
 ただ、日経平均の日足チャートでみると、連日の窓埋め拒否の形が出現している。そもそも下方には3つの窓が空いており、ただでさえ株価を引き寄せやすい状況。本日の前場段階でも大幅な調整が危惧される状況にはあったが、大引けにかけては逆に下げ渋る動き。「軸」が上向きに傾いている証拠であり、ここは強気姿勢を維持せざるを得ないであろう。海外市場の急落リスクはくすぶっているが、テクニカル的に売りシグナルが出たわけではない。明確な売りサインが出るまでは、このポジションを維持したほうが良さそうだ。
 宴会はスタートしているはずだが、どうも人の集まりが悪い。それより足下がグラつき始めており妙な危険性を感じる。時折「グホッ、グホッ」という音も聞こえており、何だか硫黄臭いにおいが・・・。湖底から妙なガスが噴き出しており、水面上に浮いている氷を断続的に揺らしているのだ。「何か危ういよね。」――皆んなこの言葉を口には出さないが、妙な不安は感じているはず。「こんな状態では宴会は出来ないよ。」と諦めて、帰った輩さえいる。「本当にオイシイのはこれからなのに・・・。」――主催者側のため息が聞こえてきた。
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