Home > 黒岩の眼 朝刊 > 「18000円を試す展開も、警戒材料は多く・・・」

「18000円を試す展開も、警戒材料は多く・・・」

 昨日の米国株式相場は続伸。ダウ工業株30種平均は71.37ドル高の13553.72ドル、ナスダック総合指数は17.10ポイント高の 2599.41ポイントとなった。朝方発表された5月の卸売物価指数(PPI)は市場を上回る展開。しかし、コア指数が市場予想通りだったことから、インフレ警戒はやや緩む形。長期金利の落ち着いた動きが好感され、主要株価指数は上昇となった。また、シカゴ日経平均先物(CME)は18010円。大証終値と比べて110円高の水準で取引を終了している。従って本日の東京株式相場は米国株式相場の上昇を好感して買い先行の展開を想定。上値を試すものと思われる。
 昨日の東京株式相場は米国株式相場の上昇、円安などを背景に上昇となった。テクニカル的な調整一巡感も加わり、リバウンド歩調を強めた格好だ。外国為替市場では一時1ドル=123円台に突入する場面もあり、円安歩調を背景とした輸出関連株の物色は続きそう。チャート上の節目を突破しただけに、加速度的に円安歩調が強まる可能性もある。東京株式市場では「安定的な買い材料」として評価されることになりそうだ。
 ただ、本日は大引け後に福井日銀総裁の会見が予定されている。日銀金融政策決定会合の結果発表もあるが、政策金利の引き上げは見送られる公算。俄然総裁の会見に注目が集まる状況となり、大引けにかけて様子見ムードが強まりそうだ。市場の注目ポイントは「福井総裁がタカ派発言をするかどうか」 ――為替相場、長期金利に注目が集まっているご時世だけに、その発言内容が相場を大きく左右しそうだ。
また、米国では5月の消費者物価指数(CPI)の発表、バーナンキFRB議長の講演などが予定されている。警戒材料の多い週末でもあり、引けにかけては戻り売り、利益確定の売りが出る公算が大きい。テクニカル的にも18000円付近が強い抵抗帯として機能する可能性もあり、買い一巡後は上値を抑えられる展開か。強気基調には変化はないものの、上値を買い進むだけの爆発力はないであろう。
「窓・壁・軸理論」においては、「軸」が下向きの可能性が低くなっている。目先は前回埋め残した18073円台の小さな窓をどのように埋めるかが焦点となる。ただ、この窓の影響力はそれほど大きくはなく、簡単にスルーすることもあり得る。たとえ到達したとしても達成感が漂う可能性は低く、それほど神経質になる必要はないだろう。強気姿勢を維持しながらも、18000円付近に壁が存在しているか否かを見極める局面であると考える。なお、本日は会社四季報の発売日。個別銘柄が業績予想などに反応し、乱高下する可能性はある。
  • はてなブックマーク
  • Twitter
  • Facebook

Trackback+Pingback: 0

TrackBack URL for this entry
http://nikkei225kuroiwa.blog.fc2.com/tb.php/743-5d51afd7
Listed below are links to weblogs that reference
「18000円を試す展開も、警戒材料は多く・・・」 from 株式市場と経済ニュース

Home > 黒岩の眼 朝刊 > 「18000円を試す展開も、警戒材料は多く・・・」

リンク

管理者ページ

スポンサードリンク
証券口座開設
ブログランキング
  • にほんブログ村 株ブログ 株式投資情報
  • 人気ブログランキング
カウンター

この日記のはてなブックマーク数

↑ページの先頭へ