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「窓を空けて下落、崩落の前兆」

 本日の日経平均は36.37円安の17421.93円で取引を終了した。朝方は米国株式相場の下落を受けて売り先行の展開となったが、売り一巡後は徐々に下げ渋る動き。円相場がやや下落したことを受け、輸出関連株などに押し目買いが入った。業種別東証株価指数では電気・ガス業、鉄鋼などが上昇。保険業、銀行業などが下落となった。
 本日の東京株式相場は朝方は売り優勢の展開となった。米国株式相場がハイテク株中心に売り優勢となったことで、国内市場でも関連銘柄が軟調推移。寄り付き前に発表されたCPIが市場予想を下回ったことで、早期利上げ期待が後退。銀行株、保険株などの金融株も軟調な値動きとなった
 ただし、全般的に手掛かり材料が乏しいなか、3月期末に向けて配当狙いの買いが優勢。電力株などの高配当利回り銘柄は積極的に物色される展開となった。鉄鋼株などの低位大型株も堅調に推移しており、相場の下支え要因となった。
 一方、テクニカル面では日経平均が窓を空けて下落。たった6円の窓ではあるが、戻り切らなかったことで、相場の弱さを示唆している。明日一転して窓を空けて上昇するリスクはあるものの、「相場は弱い」と判断。ポジションは売り転換としたい。「窓・壁・軸理論」では、このタイミングで「軸」が下向きになった可能性が高いと判断。昨年4月の高値とのダブルトップ形成の可能性もあり、一旦買いポジションは整理すべきであると考える。当面の下値メドは 16700円処の窓。ここからは700円程度の下落余地があると思われる。
 突然だが、95年に韓国で起きた巨大デパート崩壊事故を思い出した。韓国カンナムの三豊百貨店が崩壊した事故だ。死傷者は1000人を超える大惨事。ビルが崩壊した原因は“ツギハギ工事”との見方が有力ではあるが、明確な結論は出ていない。なぜ、この事故を思い出したのか。――それは、巨大デパート崩壊の前兆はほんの些細なことだったからだ。壁に小さなヒビ。これが多くの人が見逃した前兆だったのである。今日空けた窓は確かに小さいかもしれない。しかし、これが大きな崩落事故につながらないとは言い切れない。ここは一旦退散するしかないだろう。崩落の秒読みは既に始まっているのだ。命が欲しければ、一目散に逃げるしかない。
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