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「買い先行、17800円の壁に再度挑戦」

 昨日の米国株式相場は3日続伸。ダウ工業株30種平均は111.74ドル高の13633.08ドル、ナスダック総合指数は20.53ポイント高の 2592.59ポイントとなった。朝方は中国株の急落を嫌気して売り先行となったが、その後は徐々に落ち着きを取り戻す動き。午後に入ってFOMCの議事要旨が公表されてからは、利下げ期待が高まり、上値を試す展開となった。また、シカゴ日経平均先物(CME)は17715円。大証終値と比べて125円高の水準で取引を終了している。従って本日の東京株式相場は米国株式相場の上昇を好感して買い先行の展開を想定。上値を試す動きになると思われる。
 昨日の中国株は急落となった。中国金融当局が株価上昇の過熱を沈静化させるために、株式取引課税を強化。個人投資家の狼狽売りを誘い、上海総合指数は6%を超える大幅安となった。日本株も中国株の下落に影響を受ける形となり、主力株中心に下値を試す展開。下落幅は限定的であったものの、2月に起こった「世界同時株安」の悪夢を連想せずにはいられない状況となった。
 しかし、米国株式相場が中国株の下落を跳ね退ける形で上昇。連鎖的な株安は避けられており、本日の東京株式市場では一応の買い安心感が生まれそうだ。むしろNYダウが高値を更新しており、今週月曜日に出現した上ひげをあっさりとブレイク。「潜在的な上昇力」が大きいチャート形状となっており、先高観が強まっている。日本株もこの動きを意識した展開が予想され、日経平均は17800円の壁に再度チャレンジすることになりそうだ。
 その際ポイントとなるのが、10時半からスタートする中国株の動向。昨日のショックからスムーズに立ち直れるかが焦点となる。上海総合指数の日足チャートでは長い上ひげが出現しており、戻り売り圧力の強さを示唆。投資家心理が急速に冷え込んだ可能性があり、この上ひげを突破できるかが今後の焦点となりそうだ。戻りが鈍い場合には、日本株に対してもマイナスの影響が懸念される。本日も中国株の動向を睨みながらの相場展開となりそうだ。
 ただ、本日の東京株式相場は世界同時株安の危機から脱したという点では、買い安心感は非常に強い。売り方の買い戻しも期待できる状況であり、スムーズに17800円の壁を突破することもあり得る。もし、買いか売りかどちらのポジションを選択しなければならない状況では、「窓理論」が示す通り「買い」にすべきであろう。18000円処の大きな窓に引き寄せられる可能性があり、逆のポジションをとっていた場合には致命傷となるからだ。昨日と同様「打診買い」の域は出ないが、強気姿勢を維持すべきであろう。
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