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「急速な株安シナリオは後退、一旦は買い転換」

 本日の日経平均は106.38円高の17587.59円で取引を終了した。先週末の米国株式相場の上昇を受けて買い先行のスタートとなった後は、一旦上値を試す展開。しかし、買い一巡後は上値の重さが明確となり、伸び悩む値動きとなった。後場中頃には先物に対して断続的な売りが出たほか、松岡農相の自殺報道も上値の重しに。ローソク足では上ひげが出現しており、17800円処に壁が位置していることを示唆している。業種別東証株価指数では非鉄金属、鉱業、機械などが上昇。海運業、その他金融業、不動産業などが下落となった。
 本日の東京株式相場は上値の重い展開となった。米国株式相場の上昇、中国株の上昇などが追い風となったものの、全般的に買い手掛かり材料に乏しく、上値の重い値動きとなった。また、後場に入ってからは松岡農相が自殺したとの報道が伝わり、安倍政権に対する不安感が高まる状況。株価指数先物の断続的な売りにも押され、一時急速に伸び悩む場面もあった。また、今晩の欧米市場は休場となっており、積極的なポジションが取りにくいのも、伸び悩む要因となったようだ。
 一方、新興市場は総じて堅調な値動き。3月決算の発表が一巡したほか、投資事業組合の換金売りもピークアウト。新興三市場の主要株価指数は揃って上昇しており、個人投資家の投資マインドが回復基調にあることを示している。ただ、マザーズ指数は急速に伸び悩んでおり、投資家は底入れに対してやや疑心暗鬼。明確な方向性は見い出せず、目先は強弱感が対立しそうだ。
 本日の日経平均は窓を空けて上昇した。朝方の買い先行によって上方の窓上限(17760.57円)に到達したものの、下方の窓(17529.27円-17544.67円)を埋めるには至らなかった。それほど「軸」が下向きではないことを意味しており、急速な株安のシナリオは後退。一時的に下方の窓を埋める可能性も考えられるが、大幅安の展開は想定しづらくなっている。依然として17800円処に「ファンダメンタルズの壁」が位置している可能性はあるが、ここは「買い転換」とせざるを得ないであろう。売り方にとって一番恐いのは、18000円付近まで一気に担がれること。そのリスクを回避するために、ここは一旦「強気」とする。
 無意識のうちにジャンプしたら、氷にわずかな亀裂が生じた。これが「モーゼの奇跡」に繋がる可能性は低いが、微かな望みが生じたことには間違いない。そして再度の頭突きによって、血がさらに噴出。頭皮は限界に近づいており、タイムリミットは着実に迫っている。「為せば成る、為さねば成らぬ何事も」――朦朧とする意識の中で、アヒル隊長を掴み、がんばっている。
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