Home > 黒岩の眼 夕刊 > 「一時上昇する場面もあったが、中国株の下落に引きずられる」

「一時上昇する場面もあったが、中国株の下落に引きずられる」

 本日の日経平均は8.15円安の17696.97円で取引を終了した。朝方は中国株の下落を警戒して軟調に推移する場面もあったが、後場に入ってからは切り返す展開。日本株への影響は限定的との見方から、買い戻しの動きが優勢となった。しかし、大引けにかけては上値が重くなる展開。チャート上の節目を突破できなかったことで、一旦利益確定の売りが優勢となった。業種別東証株価指数では石油石炭製品、卸売業などが上昇。保険業、海運業などが下落となった。
 本日の東京株式相場は方向感の乏しい展開となった。朝方はグリーンスパン発言による中国株の下落が警戒されたものの、売り一巡後は押し目買いが優勢。「日本株に対する影響は限定的」との見方が広がり、後場に入ってから主要株価指数は一時上昇に転じる場面もあった。しかし、大引けにかけてはやや上値が重くなる展開。チャート上方の節目を突破できなかったことや、上海B株が9%程度下落したことなどが上値の重しとなった。
 日経平均はほぼ前日比変わらずとなったが、日経平均先物は前日比70円安の水準で取引を終えた。中国株の下落を嫌気する格好で下値を試しており、今晩の米国株式相場への影響が懸念される。日経平均はもともと17800円付近に強い壁が位置しており、どうしてもこの水準では売り物が出てくる状況。この壁は株価が割高によって生じる「ファンダメンタルズの壁」である公算が大きく、中長期的に下落しやすいことを意味すると考えられる。上値余地は乏しく、目先は下値を試す可能性が高そうだ。
 今晩米国では4月の一戸建て住宅販売、米耐久財受注などが発表される。これらの指標が市場コンセンサスを下回れば、米国株式相場は中国株の下落の影響もあって、素直にネガティブな反応を示しそうだ。特にNYダウは天井到達感の強いチャート形状となっており、調整局面入りが懸念される。窓を空けて下落するような事態となれば、大幅な下落を強いられるであろう。また、明日は国内でも4月の消費者物価指数の発表が予定されている。投資家にとってはリスク要因であり、国内相場の波乱要因になりかねない。チャート形状と合わせても、調整しやすい局面にあると言えそうだ。
 何度も頭突きを喰らわしても無駄である。時間の経過とともに氷は厚くなっており、氷上に浮上する可能性は徐々に小さくなっているのだ。それでも果敢にチャレンジしたいのであれば、すれば良い。頭から血がにじみ出てきて、そのうち気を失うことになるだろう。そうだ。むしろ気を失ったほうが幸せかもしれない。これから味わう地獄の苦しみを経験しなくて済むからだ。
  • はてなブックマーク
  • Twitter
  • Facebook

Trackback+Pingback: 0

TrackBack URL for this entry
http://nikkei225kuroiwa.blog.fc2.com/tb.php/648-99c881c6
Listed below are links to weblogs that reference
「一時上昇する場面もあったが、中国株の下落に引きずられる」 from 株式市場と経済ニュース

Home > 黒岩の眼 夕刊 > 「一時上昇する場面もあったが、中国株の下落に引きずられる」

リンク

管理者ページ

スポンサードリンク
証券口座開設
ブログランキング
  • にほんブログ村 株ブログ 株式投資情報
  • 人気ブログランキング
カウンター

この日記のはてなブックマーク数

↑ページの先頭へ