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「米国株はグリーンスパン発言で下落、中国株に注目」

 昨日の米国株式相場は下落。ダウ工業株30種平均は14.30ドル安の13525.65ドル、ナスダック総合指数は10.97ポイント安の 2577.05ポイントとなった。M&Aに関するニュースや企業業績に対する期待感などから買い先行となったが、午後に入ってからは利益確定の売りが優勢。グリーンスパン前議長の「中国株警戒」発言も上値の重しとなり、主要株価指数は値を消す展開となった。また、シカゴ日経平均先物(CME)は 17710円。大証終値と比べて20円安の水準で取引を終了している。従って本日の東京株式相場は米国株式相場の下落を嫌気して軟調なスタートを想定。下値を試す動きになると思われる。
 米国株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は総じて軟調推移。銀行株は上昇したものの、NECなどのハイテク株が下落した。外国為替市場でも円安歩調が一服しており、輸出関連株には利益確定の売りが強まる公算。全体相場の上値を抑える要因となりそうだ。
 23日に米中戦略経済対話は閉幕した。一部為替政策などで平行線を辿ったものの、環境やエネルギー問題では連携を強化。一応の合意を得た。また、「海外機関投資家の中国株への投資枠を3倍にする」との合意も。外国人投資家の資金が中国に一気に流れ込む可能性があり、中国株を押し上げる要因になりそうだ。ただ、グリーンスパン前議長が講演の中で中国株の劇的な株価調整を危惧しており、中国株上昇への期待は剥落する展開。10時半スタートの中国株の動向が警戒され、東京市場でも前場の早い段階では見送りムードが強まりそうだ。
 日経平均の日足チャートでは17800円付近が強力な壁として意識されている。直近だけでも4度の挑戦となっており、すべて突破に失敗している。この水準は「ファンダメンタルズ的に割高」である可能性が高く、これ以上の上昇は見込めない状況。短期的な過熱感も徐々に高まっており、目先は調整を強いられる公算が大きい。短期的には17320円付近の「テクニカルの壁」を確認しに行く流れとなりそうだ。基本スタンスは「売り」。積極的にカラ売りをかけて良い場面であると考える。
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