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 「壁にブチ当たる、下値不安が増大」

 本日の日経平均は25.07円高の17705.12円で取引を終了した。朝方はハイテク株、銀行株を中心に上値を試す展開。日経平均は窓を空けて上昇しており、先高観の強いチャート形状となった。しかし、買い一巡後は徐々に上値が重くなっており、大引けにかけて上昇幅を縮小させる展開。この付近では戻り待ちの売りが多く、株価が伸び悩む要因になったようだ。業種別東証株価指数では銀行業、その他金融業などが上昇。ガラス土石製品、海運業などが下落となった。
 本日の東京株式相場はナスダック総合指数の上昇、円安基調などを受けて、買い先行の展開となった。特に昨日決算発表をしたみずほに対しては買いが集まっており、大手銀行株は軒並み高。TOPIX上昇の要因にもなっており、市場には楽観的な雰囲気が広がった。しかし、買い一巡後は徐々に上値が重くなり、高値圏での売り圧力の強さを示唆。買いが先行していたソニーなどもマイナスに転じており、短期的な過熱感から利食い売りが優勢となったようだ。
 日経平均のローソク足では上影陰線が出現しており、17800円付近に壁が位置していることを示唆。依然として「軸」が下向きである可能性を示唆しており、積極的に上値を買える状況にはない。目先は再度下値を試す展開が予想され、下値不安が一気に強まる形。17320円付近に位置している「テクニカルの壁」をブレイクしに行く展開が予想され、下落余地は広がる格好になっている。ここはやはり「戻り売りの局面」と認識して良さそうだ。
 目先の材料としては、24日(木)の4月米一戸建て住宅販売、25日(金)の4月の全国消費者物価指数などが注目される。現時点でこれらの材料がどのように相場に影響するかは不明だが、不安要素としての意味合いは十分にあるだろう。イベントに向けて株価が下落する可能性があり、週末相場は注意したほうが良さそうだ。基本的にボックス相場を抜けておらず、強気になるのは時期尚早と考えたい。
 突然だが、「真冬の湖での素潜り」を想像していただきたい。調子に乗った貴方は、何を血迷ったか素潜りを始めてしまったというシチュエーションだ。今年の冬は暖冬の影響もあって、湖に氷が張らなかった。水温は身を切る冷たさではあったものの、決して凍死するような状況にはない。しかし、ある一定時間が経ったあと、悲劇的な状況に遭遇する。魚を取ったあと水面に浮上しようとしても、どうしても水面上に顔を出すことが出来ないのだ。「あれ?おかしいな?あれ?」といった状況となっており、どうしても浮上することができない。そう、水面が凍り付いてしまったのだ。こうなってはニッチもサッチもいかない。氷を強引にブチ割るか、溺死するのかどちらかとなる。本日の値動きはまさに氷を頭突きした状況であり、最悪の事態への序章でもある。氷が薄いことを祈るのみである。
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