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「方向感乏しい、積極的に上値は買えず」

 昨日の米国株式相場は高安まちまち。ダウ工業株30種平均は13.65ドル安の13542.88ドル、ナスダック総合指数は20.34ポイント高の 2578.79ポイントとなった。M&Aに関するニュースが好感されたものの、原油先物相場が上昇。景気の足かせになるとの見方が台頭し、引けにかけて主要株価指数の上値は重くなった。また、シカゴ日経平均先物は17570円。大証終値と比べて10円高の水準で取引を終了している。従って本日の東京株式相場は米国株式相場に方向感が乏しかったことから、もみ合い相場からのスタートを想定。前日比変わらず近辺からの滑り出しになると思われる。
 米ハイテク株の上昇、円安基調を受けて輸出関連株は総じて堅調に推移すると思われるが、米ADRではNECが軟調推移。ソニーの騰勢とは対照的に、ハイテクセクターでも強弱感が分かれる形となっている。全般的に方向感の掴みづらい状況となっており、積極的に上値を買えない状況。全体的には高値圏での戻り売り圧力は強く、上値余地は限定的で思われる。
 本日気になる材料としてはワシントンで開かれる米中戦略経済対話。米中両国間で今後の方針などが話し合われると思われるが、中国は前倒し的に、利上げ、為替変動幅拡大、輸出増税などを実施。米国からの圧力を既にかわしにかかっている。この対話で大きなサプライズは生じる可能性は低く、日本株に関しても警戒感が高まる展開にはならなそうだ。
 ただ、21日には全米企業エコノミスト協会が、最新の米経済見通しを発表。今年の米成長率を0.5ポイント下方修正し2.2%になると予測した。米株高に過熱感が見られる状況下、景気減速がきっかけとなり、米国株の大幅調整の可能性もあると考えたい。また、中国株バブルに中国金融当局も懸念を示しており、楽観的な見通しが出たときほど警戒しなければならない。
チャート上で見たときの日本株の上値はあくまでも限定的。「軸」が下向きである以上、高い場面があればそれは「絶好の戻り売り局面」であると思われる。流行している「はしか関連銘柄」などでお茶を濁す場面であると言えそうだ。
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