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「中国株上昇で買い安心感も、軸は下向き」

 本日の日経平均は157.29円高の17556.87円で取引を終了した。朝方から米国株式相場の上昇を好感して買い先行の展開。一時的に伸び悩む場面もあったが、後場に入ってから上昇幅を拡大させる展開となった。日経平均の日足チャートでは5日・25日移動平均線を突破。重要な節目を突破する形となっている。ただ、5日移動平均線が25日移動平均線を下回るいわゆる「下方交差(あえてデッドクロスとは区別)」の現象が出現。相場の弱さを物語っている。業種別東証株価指数では海運業、機械など多くのセクターが上昇。その他金融業、水産・農林業などが下落となった。
 本日の東京株式相場は堅調な値動きとなった。先週末の米国株式相場の上昇に加え、G8の財務相会談でもヘッジファンドに対する規制が事前予想の範囲内。市場には買い安心感が広がり、株価は上値を試す展開となった。懸念されていた中国株の動向も、寄り付きこそ安かったものの、その後は切り返す展開。アジア株の上昇が買い安心感を誘い、後場に入ってから株価は一段高の展開となった。住友信の決算内容も株価に好影響を与えており、相場上昇の要因となった。
 「窓・壁・軸理論」においては、本日の上昇は17320円付近に出現した「テクニカルの壁」による影響との解釈となる。「軸」が水平、もしくは上向きとの証拠はなく、現時点では「下向き」の状態が続いていると考えられる。目先、この「テクニカルの壁」が消滅すれば、自然体で下値を試す展開となる。上値余地は限定的であり、本日の上昇は「ダマシ」であると判断したい。
 目先注目されるイベントとしては22日の金融政策決定会合の議事要旨、24日の米一戸建て住宅販売、25日の4月CPIなど。特に警戒感の強い材料ではないが、市場コンセンサスとのブレで株価が影響を受ける可能性がある。大手銀行の決算発表も相次ぎ、予断を許さない状況が続きそうだ。
 木の枝に引っ掛かっていたアヒル隊長を、観光客の外国人少年が拾い上げた。しかし、足下はかなり滑りやすくなっており、隊長を拾い上げた瞬間に少年はバランスを崩し・・・、という最悪シナリオが脳裏をよぎった。縁起でもないので、これ以上は語れない。基本的には「も・く・ず」パターンだと思われる。
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