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「ヘッジファンド規制に注目、軸は依然下向き」

 本日の東京株式相場は下値を試す展開となった。朝方は米国株式相場の上昇、円相場の下落などを好感して買い先行となったが、買い一巡後は上値の重い展開。週末にG8財務相会合を控えていることや、週明けに大手銀行の決算発表が予定されており、様子見ムードが強まった。ただ、後場に入ってから下落幅が拡大したが、大引けにかけてはやや下げ渋る動き。日経平均のローソク足では下ひげが出現しており、この付近での押し目買い意欲の強さを示唆している。業種別東証株価指数では鉱業、保険業などが上昇。鉄鋼、非鉄金属などが下落となった。
 本日の東京株式相場は買い先行となった。米国株式相場が上昇したことや、円相場が1ドル=121円台まで下落。市場には買い安心感が高まり、輸出関連株を中心に上昇した。しかし、買い一巡後は徐々に売り圧力が強まり、先物主導で一気に下値を試す展開。需給的な上値の重さや、週末に重要なイベントを控えていることなどから、投資家には警戒感が広がったようだ。
 日経平均のローソク足では下影陰線が出現。やや下げ渋る動きとなったが、短期的な下値支持線を失う格好となっている。昨日の「窓埋め拒否」の動きが如実に現れる形となっており、「軸」が下向きであることを示唆。目先は17200円処に位置している「テクニカルの壁」をどのような形でブレイクするかがポイントとなりそうだ。
 本日からドイツのポツダムでG8財務相会合が開催される。ヘッジファンド規制に関する議論が注目されており、議長国であるドイツがどの程度強硬姿勢を見せるかが焦点となる。市場では、銀行などの融資を監視する「間接規制」で落ち着くと見られており、株式市場への影響は限定的。G8を通過すればイベント通過による買い安心感からリバウンドを試すとの見方が優勢、それほど危機感はないようだ。ただ、G8での議論を目の当たりにして、ヘッジファンド自らが弱腰になる可能性は否定できない。一旦、手仕舞い売りをする展開も考えられ、楽観視はできないと言えよう。円キャリートレードの巻き戻しにも警戒したい。

 東尋坊から突き落とされたあひる隊長(なぜここに居るかは不明)だったが、崖の隙間から生えている枝に引っ掛かり、一命を取りとめた格好となっている。しかし、徐々に風雨が強まっており、長くこの状態を維持できそうにない。「ああ、お、落ちる!」と断末魔の叫びが聞こえそうであり、この惨劇を直視することはできない。新緑の季節とはいえ、日本海の水はまだまだ冷たそうだ。
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