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「下方の窓を先に埋める、大勢に影響なし」

 本日の日経平均は49.10円安の17458.30円で取引を終了した。米国株式相場の上昇を好感して買い先行となったものの、買い一巡後は上値の重い展開。円相場が急速に上昇したことや、短期的な高値警戒感が高まり、後場に入ってから前日比マイナスへと転じた。業種別東証株価指数では不動産業、ガラス・土石製品などが上昇。ゴム製品、輸送用機器などが下落となった。
 東京株式相場は朝方は堅調なスタートとなった。前日の米国株式相場でハイテク株が上昇したことで、輸出関連株を中心に買い先行の展開。企業業績に対する期待感も強く、幅広い銘柄に買いが入った。しかし、後場に入ってからは急速な円高から、輸出関連株には売りが優勢。全体相場を押し下げる要因となっており、利益確定の売りを早める投資家が増加した。円高の原因となったが、須田日銀委員の“タカ派”発言。利上げに対する積極的な姿勢を示したことで、円を買い戻す動きが加速した。
 また、明日は消費者物価指数(CPI)が発表される予定となっている。予想数値からのブレが小さい指標なだけにサプライズを引き起こす可能性は低いが、市場には一応警戒感が強まっている。2月の利上げ期待を高める要因にもなりかねず、指標発表前に一旦利食い売りを出しておこうとする投資家が増えたようだ。
 日経平均は買い先行となったことで、昨年4月の高値を一時的に突破した。相場の節目を取り払う形となっており、事実上上値余地が広がった形となっている。ただ、短期的な過熱感から、後場に入ってからは売りが優勢。昨日空けた窓を埋める動きとなっており、それほど相場が強くないことを示唆している。それでも下方の窓を埋めたことで調整一巡感が台頭。押し目買いポイントを迎えており、買い安心感は広がりそうだ。目先目標となるのはやはり上方に空いている2 つの窓(17800円台、18100円台)であり、十分な上値余地が残されている状況。決して弱気になることなく、ここは強気で対処したい。
 化粧の途中で運悪く作ってしまった引っ掻き傷は、上方の2つの穴よりも先に埋められる展開となった。「あっ、引っ掻いちゃった。どうしよう。まあいいか、パタパタパタ。」といった感じであり、特に気にする様子もない。あとは頬に開いた2つの穴を埋めれば、作業は完了。晴れてお出掛けの体勢は整う。ようは上を先に埋めるのか、下を先に埋めるのかということ。単に順番が変わっただけだ。化粧をしていることに何ら変わりはない。すべては顔の表面上で行われている小さな出来事。気にする必要はないのだ。
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