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「渋滞に遭遇しても、一般道に下りるな!」

 本日の日経平均は119.94円高の17394.92円で取引を終了した。前日の米国株式相場の上昇を好感して買い先行のスタートとなったものの、その後はバスケット売りなどに押される値を消す展開。前日比マイナスへと転落した。しかし、売り一巡後は押し目買いムードが広がり、切り返す展開。外国為替市場で円相場が一時1ドル=120円台まで下落したことも、輸出関連株には追い風。業種別東証株価指数では鉄鋼、その他金融業などが上昇。輸送用機器、空運業などが下落となった。
 本日の東京株式相場は切り返す展開となった。円相場が下落したことに加え、企業業績に対する楽観的なムードが台頭。住友鉱の高値更新も市場の雰囲気を明るくさせた。東京株式市場は明日から4連休に突入するものの、昨日の米国株式相場は非常に引け味の良いチャート形状。「連休中に米国株式相場が上昇するのではないか」との期待感もあり、上値を試す要因となった。
 しかし、基本的には日経平均の4/27に出現した上ひげが示すように、上値の重さは明確。「軸」は下向きに傾いており、これ以上の上昇は期待できない。本日のリバウンドは17200円付近の小さな「テクニカルの壁」によるものであり、前場段階でこの壁に到達したことが要因となっている。「テクニカルの壁」はあくでも需給要因によって生じ、短期で消滅することが多い。いずれは下方ブレイクする公算が大きく、本日の後場の上昇は「アヤ戻し」と考えるべきであろう。
 来週の日経平均は海外市場の動向に大きく影響されてスタートすると思われる。上で反応するか、下で反応するかは知らないが、その後の値動きは「軸」の傾きに沿った動きになると思われる。現時点では「売りポジション」をとるのが正解であり、今後のポジションに関しては週明け後に考えれば良い。臨機応変さが求められる局面でもある。
 ゴールデンウィークのシーズンになるとマスコミが大騒ぎする。やれ渋滞が何キロだとか、乗車率が100何十%だとか。それがどうしたというのか。特に高速道路の渋滞には惑わされることが多い。「関越自動車道、花園インターから渋滞20キロ」とか何とか出ると、「20キロか、すげー渋滞だな。」となってしまうのである。小心者のドライバーならば、その渋滞を恐れて、本庄児玉辺りで下りちゃったりするのだ。でも、高速道路の渋滞なんて可愛いもの。 20キロ程度の渋滞ならば、あっと言う間にスルーしてしまうのだ。渋滞にビビって一般道に下りた方が時間が掛かるのだ。だから渋滞情報に関しては極力鈍感でなければならない。精神的に弱い人間ほど損をするからだ。どこそかの「鈍感力」にも似ているが、そういうことである。だから相場でも「軸が下向きである」と感じた以上、それを貫き通すしかないのだ。相場は所詮「メンタルなゲーム」だからだ。
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