Home > 黒岩の眼 朝刊 > 「買い手控えムード強い、買い一巡後は下値トライ」

「買い手控えムード強い、買い一巡後は下値トライ」

 昨日の米国株式相場は反発。ダウ工業株30種平均は73.23ドル高の13136.14ドル、ナスダック総合指数は6.44ポイント高の2531.53 ポイントとなった。4月のISM製造業景気指数が市場を上回ったほか、原油先物相場が下落。米ダウ・ジョーンズの買収報道なども、株価上昇の要因となった。ダウは終値ベースで最高値を更新。ナスダックも切り返す展開となった。また、シカゴ日経平均先物(CME)は17330円。大証終値と比べて50円高の水準で取引を終了している。従って本日の東京株式相場は米国株式相場の上昇を好感して買い先行の展開を想定。一旦リバウンドを試す動きになると思われる。
 しかし、シカゴ日経平均先物の上昇幅が限定的であったほか、4連休前で積極的に買いを入れる投資家が少ない状況。買い一巡後は再び売り圧力が強まる展開が予想され、早々に前日比マイナス圏へと転じそうだ。また、週末には米雇用統計が発表される。連休中に海外市場で何が起こるかわからない状況でもあり、投資家は買い手控えムードを強めるであろう。
 一方、株価水準が徐々に切り下がっていることで、信用取引を行っている投資家の需給悪化懸念が強まっている。もう一段の株安となれば、処分売りの動きが強まり、連鎖安の動きが加速する。海外市場の堅調な動きにも関わらず、日本株の「独歩安」も予想され、買い手掛けにくいことには変わりはない。本日の朝方の上昇も「戻り売り」の好機であり、過度な期待は禁物。連休前に着実に買いポジションを整理したいところである。
 本日は「三角合併」が解禁されて2日目となる。現時点で具体的な案件は観測されていないが、昨今の「三角合併の解説」にはやや疑問に思うところがある。それは「買収防衛策」についてである。解説者の多くは「時価総額を増加させること」が、「究極の買収防衛策」であると口を揃える。しかし、実際には時価総額を増加させたところで、欧米企業からみれば日本企業の規模はかなり小さい。たとえ「合従連衡」を繰り返し、巨大化したとしてもだ。なので本当の買収防衛策とはもっと違う次元にある。それは「自社の株価を割高に見せること」である。今となってはもはや「禁じ手」の領域ではあるが、ホリエモンが多用した「株式分割」などは究極の防衛策であろう。本当に経営権を死守したいのであれば、この禁じ手の「株式分割」を多用するしかない。どのような批判を受けるかは知ったこっちゃないが・・・。
  • はてなブックマーク
  • Twitter
  • Facebook

Trackback+Pingback: 0

TrackBack URL for this entry
http://nikkei225kuroiwa.blog.fc2.com/tb.php/553-6f0d4362
Listed below are links to weblogs that reference
「買い手控えムード強い、買い一巡後は下値トライ」 from 株式市場と経済ニュース

Home > 黒岩の眼 朝刊 > 「買い手控えムード強い、買い一巡後は下値トライ」

リンク

管理者ページ

スポンサードリンク
証券口座開設
ブログランキング
  • にほんブログ村 株ブログ 株式投資情報
  • 人気ブログランキング
カウンター

この日記のはてなブックマーク数

↑ページの先頭へ