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ダウ1万3000ドル乗せ、決算を好感、資金流入続く

 25日の米株式相場は続伸し、ダウ工業株30種平均は1万3000ドルの大台に乗せた。底堅い企業業績を好感した買いが続いたことに加え、経済指標や米連邦準備理事会(FRB)の地区連銀経済報告(ベージュブック)が「熱すぎず冷たすぎない」米景気を示したことも買いを誘った。相場を最高値に押し上げたと見られる米株式市場への資金流入は途絶える気配が見えない。
 この日の経済指標は強くはないが、懸念されたほど弱くもない内容だった。朝方発表の3月の耐久財受注額が市場予想を上回り、さらに民間設備投資の先行指標となる国防・航空機を除く資本財の受注額が4.7%増と、3カ月ぶりに増加。年央にかけての設備投資回復期待につながった。
 3月の新築住宅販売件数は前月比2.6%増の85万8000戸(年率換算)と、市場予想を下回った。それでも前日の中古住宅販売件数が同8.4%減と約18年ぶりの下落幅になったことに比べれば、そこまで悪い数字ではなかった。午後に発表されたベージュブックでは前回と比べて、景気やインフレ判断に目立った修正が無かったことが安心感につながり、相場は午後に一段高となった。
 この日の企業決算も底堅かった。航空機大手ボーイングや米清涼飲料大手のペプシコの決算は市場予想を上回った。景気減速で小口貨物市場には厳しい環境となったものの、UPSの一株利益は予想に一致した。
 足元の強い上昇基調の背景は「世界的な高流動性」だ。イースタン・インベストメント・アドバイザーズの投資責任者、ジョン・ケイター氏は「投資家だけでなく企業部門など、世界中から資金が株式市場へ流入している」と指摘する。調査会社トムソン・ファイナンシャルによると2007年初から4月20日までの自社株買い総額は約1246億ドル。前年同期と比べて36%増加しており、過去最高水準だ。原則では自社株買いは成長戦略ではないが、14四半期にわたり米主要企業500社で二ケタ増益が続いたことから、企業部門の流動資金も過去最高水準となっているようだ。
 前日はIBMが150億ドル相当の追加の自社株買い計画を発表し、大幅高。前週にはJPモルガン・チェースも100億ドルの自社株買い計画を発表していた。IBMなどと比べれば規模は劣るもののアマゾンも前日夕に新たな自社株買い計画を発表し、25%超の株価急伸の一因となった。
 ファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)を好感した上昇基調に加え、多方面からの資金流入が続き、S&P500種株価指数の過去最高値が視野に入る状況になってきたようだ。
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