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「米株高を受け買い先行も、上値は買いにくい」

 昨日の米国株式相場は大幅続伸。ダウ工業株30種平均は135.95ドル高の13089.89ドル、ナスダック総合指数は23.35ポイント高の 2547.89ポイントとなった。前日好決算を発表したアマゾンが急伸したほか、一部事業の売却検討と報じられたアルコアが大幅高。主要株価指数の上昇に寄与した。また、耐久財受注額などの主要経済指標が市場予想を上回り、市場には楽観的なムードが台頭。ダウは1万3000ドル台に乗せ、最高値を更新した。シカゴ日経平均先物(CME)は17495円。大証終値と比べて215円高の水準で取引を終了している。
一方、米時間外取引ではアップルが急伸。取引終了後に発表した決算が好感されており、ナスダック100先物は通常終値と比べて10ポイントほど上昇している。
以上のことから本日の東京株式相場は米国株式相場の上昇を好感して買い先行の展開を想定。一気にリバウンドを試すものと思われる。
 しかし、明日は日銀展望リポート、消費者物価指数発表などの重要イベントを控えており、積極的に上値を買いにくい状況。ゴールデンウィーク前で手仕舞い売りが出やすい状況でもあり、買い一巡後は上値が重くなるであろう。また、前日の業績見通し発表でホンダが今期減益を見込んでおり、企業の保守的な姿勢が改めて嫌気される状況。4/20時点での信用評価損益率もマイナス8.32%に悪化しており、需給の悪循環も懸念される。本日は買い先行となったとしても上値は限定的であり、買い一巡後は再び下値を試す展開となりそうだ。
 「窓・壁・軸理論」では明らかに「軸」は下向き。17700円付近に「ファンダメンタルズの壁」が存在しており、上値余地は限定的と言えそうだ。米国株式相場という外部要因による上昇は、上り坂に向かってボールを投げているようなもの。いずれは手元にボールが戻ってきてしまい、場合によっては勢い余って、下方向へ転げ落ちてしまうであろう。あくまでも戻り売りの局面。「ここからリバウンドが本格化する」という淡い期待は抱かないほうが良さそうだ。
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