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「警戒感は強い、需給の悪循環も・・・」

 本日の日経平均は215.61円安の17236.16円で取引を終了した。前日の米国株式相場は上昇となったものの、寄り付き前の外資系証券の注文状況が売り越し。全般的に買い手掛かり材料にも乏しく、主要株価指数は売り先行となった。好決算を受けて上昇した銘柄もあったが、物色に広がりは見られない。信用取引の需給悪化懸念もくすぶっており、後場に入ってから再び下値を試す展開となった。業種別東証株価指数では水産・農林業、その他製品を除き、すべてのセクターが下落。特に輸送用機器、非鉄金属などの下落率が大きかった。
 本日の東京株式相場は見送り気分の強い相場展開となった。寄り付き前までは米国株式相場の上昇、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)などの上昇を受けてリバウンドの雰囲気もあったが、寄り付き前の外資系証券の注文状況が7日連続の売り越し。買い手不在の状況が鮮明となり、全体相場は売り先行のスタートとなった。その後も押し目買いの動きは強まらず、じりじりと下落幅を拡大する展開。一時的に下げ渋る場面もあったが、積極的に上値を買い進む投資家は少なかった。
 週末には日銀展望リポート、消費者物価指数などの発表を控えており、この内容を見極めたいという見方が優勢。今後の金融政策を左右するイベントだけに、投資家の警戒感は強いようだ。一部で「金利引き上げが前倒しされる」との思惑もあり、急速な円高に対する警戒感も強い状況。全般的に買いにくい相場であり、株価は推進力を失う形となっている。
 また、5月はヘッジファンドの中間決算が多い月。外国人投資家による売り仕掛けも警戒される状況であり、国内投資家は積極的に上値を買いにくい。同時にクレディスイスによる先物の売りポジションも気になる状況であり、思惑的な下落も警戒される状況となっている。
一方、本格化する企業決算発表に関しては、総じて材料出尽くしにつながりやすい様子。保守的な業績見通しも嫌気される状況にあり、処分売りの動きが強まりやすくなっている。また、株価水準の低下によって信用需給が悪循環に陥る可能性もある。とても買える状況にはなく、この場面は徹底的に売りスタンスとしたい。それが出来ないのであれば、買いポジションを一旦整理。ゴールデンウィーク中は現金ポジションで待機するしかないだろう。
 あひる隊長の無残な姿をこれ以上実況することはできない。――それぐらい悲惨な状況に陥っており、この場から黙って立ち去るしかないだろう。アーメン。
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