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「終わっているチャート形状、処分売り加速へ」

 本日の日経平均は3.60円安の17451.77円で取引を終了した。朝方は米国株式相場の下落や寄り付き前の外資系証券の注文状況が売り越しだったことなどから売り先行の展開。一旦下値を試す展開となった。しかし、後場に入ってから買い戻しが優勢となり、一時前日比プラス圏へ。ただ、買いの勢いは続かず、終値ベースでは前日比変わらず近辺で終了している。業種別東証株価指数では鉱業、情報通信などが上昇。化学、精密機器などが下落となった。
 本日の東京株式相場は朝方から軟調な展開となった。米国株式相場が下落したことで輸出関連株の一角が売られたほか、寄り付き前の外資系証券の注文状況も大幅な売り越し。下値への警戒感が強まり、処分売りの動きが強まった。しかし、後場に入ってからは買い戻しの動きが優勢。円高歩調がやや一服したことや、昼休みのバスケット取引で買い決めが優勢だったことなどが好感され、先物主導で買い戻される展開となった。
 ただ、週末に日銀展望レポート、消費者物価指数の発表を控えており、重要イベントに対する警戒感は強い状況。連休を控えて積極的に買い進む動きも乏しく、大引けにかけては上値を抑えられる展開となった。
 日経平均の日足チャートでは「あて首線」が出現。明確な底入れのシグナルではなく、一時的に押し目買い圧力が強まったことを示唆している。昨日の値動きによって既に上方の窓は埋めており、上値余地は乏しい状況。トレンドは完全に下向きとなっており、これ以上の戻りを期待するのは酷であろう。
 今後は連休を控えて、投資家のポジション整理の動きが徐々に加速すると見られる。週末の福井日銀総裁の会見に対する警戒感も強まることが予想され、需給悪を背景とした投げ売りが加速するとみる。チャートは完全に「終わっている状態」であり、過度な期待感は禁物。ここは素直に買いポジションを整理するしかないだろう。週末にかけて投資家の断末魔の叫びが聞こえそうだ。
 子供たちに踏みつけられたあひる隊長であったが、深呼吸することによって原形に戻すことに成功した。しかし、体の至るところに金属疲労ならぬプラスチック疲労を起こしており、完全な体には戻りそうもない。呼吸をするのが精一杯であり、再度降りかかる災難に対処できるかは微妙な情勢だ。週末にかけてあひる隊長の断末魔の叫びが聞こえそう。
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