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「投資家心理は悪化、保有株式は整理すべき」

 昨日の米国株式相場は下落。ダウ工業株30種平均は42.58ドル安の12919.40ドル、ナスダック総合指数は2.72ポイント安の2523.67 ポイントとなった。ナイジェリアの政情不安から原油先物相場が上昇。企業業績に悪影響を与えるとの見方から、主要株価指数は軒並み下落となった。ただし、下値は限定的。英銀大手のバークレイズがオランダAMNアムロを買収すると伝えられたことから、M&Aに対する期待感から下げ渋る動きとなった。また、シカゴ日経平均先物(CME)は17450円。大証終値と比べて30円安の水準で取引を終了している。従って本日の東京株式相場は米国株式相場の下落を嫌気してやや軟調なスタートを想定。下値を試す動きになると思われる。
 しかし、米時間外取引では通信系半導体大手のテキサス・インスツルメンツ(TI)が大幅高。ナスダック100先物も通常取引の終値と比べて6ポイントほど上昇しており、日本株にはポジティブな影響を与えそうだ。日経平均の日足チャートも25日移動平均線がサポートしており、この付近での買い支えも期待できる状況。朝方は強弱感が対立し、方向感の乏しい展開となりそうだ。
 ただ、週末には日銀展望リポート、消費者物価指数の発表など重要イベントを控えているほか、日米共に企業の決算発表が本格化。特に国内企業に関しては保守的な業績見通しが外国人投資家の売りにつながる可能性があり、警戒感が高まる状況となっている。さらにチャート面においては、昨日の一時的な上昇によって、上方に空いていた窓を埋める形。上値余地の乏しいチャート形状となっており、下値不安が高まる状況となっている。特に新興市場銘柄の下落が激しく、東証一部企業などへの影響も懸念される状況。投資家心理はかなり悪化しており、目先はパニック的な売りに押される可能性がある。5月はもともとヘッジファンドの決算の多い月。彼らの売り崩しによって日本株が急落する恐れもあり、それを先取りした動きが月末に向けて出てくる可能性がある。ポジションは売り。出来るだけ早く保有株式を整理すべきだと考える。
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