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「下げ渋る、株価の“やるべきコト”」

 本日の日経平均は15.61円安の17408.57円で取引を終了した。朝方は米国株式相場の下落を嫌気して軟調なスタートとなったが、売り一巡後は徐々に下げ渋る動き。テクニカル的な過熱感が解消したことで、徐々に押し目買いが優勢となった。ただ、全般的に手掛かり材料に乏しく、上値を買い進む動きは限定的。ハイテク株に軟調な推移が目立ったことで、株価指数も上値を抑えられる展開となった。業種別東証株価指数では空運業、鉄鋼などが上昇。その他金融業、サービス業などが下落となった。
 本日の東京株式相場はさえないスタートとなった。米国株式相場でハイテク株が下落したことで、東京株式市場でもハイテク株中心に軟調なスタート。四半期決算発表の本格化を控えて様子見ムードも強く、積極的に買いを入れる投資家は少なかった。
 しかし、業界再編期待などから新日鉄などの鉄鋼株が上昇。投資家の物色意欲の強さを示唆しており、市場には楽観的なムードが広がった。日経平均先物は前日比プラスで終了。先高観の強いチャート形状となっている。
 日経平均の日足チャートでは下方に空いていた窓を埋める動き。短期的な調整が終了したことを示唆しており、下値不安が解消したことを意味している。終値ベースでは5日移動平均線をキープしたことで、上昇相場が継続していることを示唆。特に天井到達感の強いチャート形状ではなく、上昇余地が残されていることを意味している。
 本日の下落は、単なるスピード調整。一連の上昇相場の小休止であり、相場の方向性に与える影響は乏しい。ただ、下方に空いていた窓を埋めたことで、「それほど相場は強くはない」と認識。極端な上昇余地があるようには思えず、適度なところで売り転換しなければならないだろう。目先の目標値は上方に空いている2つの窓(17800円台、18100円台)となる。近い将来この窓を連鎖的に埋める展開を想定したい。
 本日の相場は「女性の化粧」に喩えれば、口元のニキビ跡をファンデーションで“チョチョッ”と埋めただけの話だ。「よし、これでOK」と鏡の前で微笑んでみるが、安心するのはまだ早い。そう言えば右の頬にも2ヶ所、パテで埋めなくていけない部分があったのだ。「下の穴を埋めてから、上の穴を 2ヶ所埋めて・・・」――まさしく株価の動きとそっくりではないか。女性と同様、株価も自分の“やるべきコト”は分かっているのだ。
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Trackback from アヤのブログ 2007-01-24 Wed 05:16:27

株価

株価株価(かぶか)とは株式市場における株式の価格のことという認識が強いが、正しくは「株式市場において、目的の株式に対して直近に約定があった値段」のこと (more…)

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