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米国株式市場、ダウ平均8日ぶりに反発 割安感から買い

 6日の米国株式市場ダウ工業株30種平均は8営業日ぶりに反発し、前週末比57ドル14セント(0.6%)高の9743ドル62セントで終えた。ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は6営業日ぶりに反発し、終値は同2.09ポイント(0.1%)高の2093.88となった。前週末までの下げが大きかったため、割安との見方から買いが入った。
 独立記念日の3連休を前に売り持ちを増やしていた市場参加者が買い戻しを入れたとの見方もあった。中国株式相場の上昇に加え、オーストラリア準備銀行(中銀)が示した景気認識がそれほど慎重ではなかったことで、投資家がリスクを取りやすくなったことも支援材料だった。ダウ平均は一時約170ドル高まで上げ幅を広げた。
 ただ買い一巡後は伸び悩み、下げる場面があった。米景気の根強い先行き不透明感に加え、最近の株式相場の軟調さを背景に市場心理が悪化しており、上値では売りが出た。大きく下げた後とあって、株価が戻した場面では損失限定目的の売りが出やすいとの見方もあった。午前中ごろに発表された6月の米サプライマネジメント協会(ISM)非製造業景況感指数は市場予想以上に低下したが、指標の悪化を織り込んでいた参加者も多かったといい、発表直後の反応は限られた。
 ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は約13億1千万株(速報)。ナスダック市場は約21億6千万株(同)。業種別S&P500種株価指数(全10業種)では、「公益」と「エネルギー」など9業種が上昇した。
 メキシコ湾での原油流出事故に関連した費用をまかなうための新株発行を行わないとの姿勢が伝わった英石油大手BPの米預託証券(ADR)が大幅高。ダウ平均構成銘柄ではマイクロソフトや非鉄大手アルコアの上げが目立った。バンク・オブ・アメリカなど銀行株も上昇。アナリストが投資判断を引き上げたと伝わった証券大手ゴールドマン・サックスも高い。
 一方、アナリストが1株利益見通しや目標株価を引き下げたホームセンター大手ホーム・デポが下げ、ダウ平均構成銘柄で下落率首位となった。同じくアナリストが利益見通しと目標株価を引き下げた百貨店大手JCペニーやノードストロームも安い。

ダウ工業株30種(ドル)
終値:9743.62 前日比:57.14
始値:9689.21 高値:9858.13 安値:9659.01
年初来高値:11258.01 年初来安値:9614.32

ナスダック総合指数
終値:2093.88 前日比:2.09
始値:2122.28 高値:2136.30 安値:2077.77
年初来高値:2535.28 年初来安値:2061.14

S&P総合500種指数
終値:1028.06 前日比:5.48
始値:1028.09 高値:1042.50 安値:1018.35
年初来高値:1219.80 年初来安値:1010.91

米30年国債:3.893% 米10年国債:2.936%

シカゴ日経平均先物9月限(ドル建て)終値 9340 (‐10) 大証終値比
シカゴ日経平均先物9月限(円建て) 終値 9320 (‐30) 大証終値比
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