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米国株式市場、大幅に続落 欧州の財政・景気不安で、金融株が安い

 14日の米国株式市場は大幅に続落し、ダウ工業株30種平均は前日比162ドル79セント安の1万0620ドル16セントで終えた。ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、47.51ポイント安の2346.85で終えた。欧州各国の厳しい財政に対する不安が引き続き売りを誘った。欧州各国が財政再建へ歳出削減などに取り組めば、欧州の景気が冷えて世界景気の回復も鈍化するとの思惑が強まり、売りが出た面もあった。
 欧州の財政・経済不安を背景に欧州株が大幅安となった。投資家が運用リスクを取りにくくなるとの見方が強まり、米国株への売りにつながった。ダウ平均は30の構成銘柄すべてが下落するなど、幅広い銘柄や業種に売りが及んだ。
 外国為替市場ではユーロが対ドルで約1年半ぶりの安値を付け、ドル建てで取引される原油先物相場が割高感から下落。これを受けて石油株が下げたことも相場にはマイナス。ダウ平均は一時240ドル超下落した。
 米上院がデビットカードの手数料に関する規制を承認したと伝わった。規制の強化で収益を得にくくなるとの思惑から、カード関連の金融株が大きく下げたことも相場の重荷だった。
 この日発表された4月の米小売売上高は市場予想を上回ったが、市場参加者の関心は欧州の財政問題の先行きに向かっていたため、買い要因にならなかったという。
 業種別S&P500種株価指数は「金融」「素材」などの下げが大きく、全10業種が下落した。ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は約15億2000万株(速報値)、ナスダック市場は約25億2000万株(同)だった。
 クレジットカード大手のアメリカン・エキスプレス(アメックス)が5%安と、ダウ平均の構成銘柄で下落率首位。同業のビザは10%近く下落、マスターカードも大幅安だった。
 四半期決算と併せて発表した業績見通しが慎重と受け止められた百貨店のJCペニーが安い。前日夕に発表した四半期決算が市場予想を下回った同業のノードストロームも売られた。前日夕に四半期決算と併せて発表した5~7月期の売上高見通しが市場予想を下回った半導体大手エヌビディアが急落した。
 一方、金先物相場が一時最高値を更新したことから、ニューモント・マイニングなど金鉱大手が上昇した。

ダウ工業株30種(ドル)
終値:10620.16 前日比:‐162.79
始値:10780.68 高値:10780.75 安値:10537.25
年初来高値:11258.01 昨年来安値:6469.95

ナスダック総合指数
終値:2346.85 前日比:‐47.51
始値:2373.88 高値:2374.53 安値:2323.63
年初来高値:2535.28 昨年来安値:1265.52

S&P総合500種指数
終値:1135.68 前日比:‐21.76
始値:1157.19 高値:1157.19 安値:1126.14
年初来高値:1219.80 昨年来安値:666.79

米30年国債 4.341% 米10年国債 3.457%

シカゴ日経平均先物6月限(ドル建て)終値 10320 (‐130) 大証終値比
シカゴ日経平均先物6月限(円建て) 終値 10300 (‐150) 大証終値比
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