09年の企業倒産、件数・負債総額とも前年下回る
- 2010-01-17 Sun
- 株式市場ニュース

09年の企業倒産件数は上半期に多かったが、下半期には減少した。特に1~3月期は前年同期比13%増だったが、4~6月期以降は沈静化し、10~12月期は13%減となった。上場企業の倒産も世界的な不況の影響で1~3月期に14件あったものの、その後は減少に転じ、4~6月期は4件、7~9月期と10~12月期は1件ずつとなった。
負債総額は08年比43.6%減の6兆9300億円だった。減少は3年ぶり。08年の負債総額が米証券大手リーマン・ブラザーズの日本法人や関連会社の破綻で5年ぶりに10兆円を超え、その反動が出た。最大の倒産は企業向け金融のSFCG(旧商工ファンド)で3380億円だった。
原因別倒産動向では、販売不振や価格下落などの「不況型」倒産の占める割合が過去最高の79%となった。業種別の倒産動向では、製造業が前年比12%増の2619件となり、6年ぶりに2500件を超えた。一方、建設業は9%減の4087件となり、4年ぶりに前年を下回った。
09年12月単月の倒産件数は08年同月比16.5%減の1136件となり、5カ月連続で前年同月を下回った。負債総額は53.2%減の2955億円だった。負債100億円以上の大型倒産が3件にとどまり、小規模倒産が目立った。
帝国データバンクが同日発表した09年の企業倒産(法的整理のみ)件数は前年比5%増の1万3306件、負債総額は43%減の6兆8101億円だった。09年12月の倒産件数は前年同月比11%減の1021件、負債総額は50%減の2998億円だった。
原因別倒産動向では、販売不振や価格下落などの「不況型」倒産の占める割合が過去最高の79%となった。業種別の倒産動向では、製造業が前年比12%増の2619件となり、6年ぶりに2500件を超えた。一方、建設業は9%減の4087件となり、4年ぶりに前年を下回った。
09年12月単月の倒産件数は08年同月比16.5%減の1136件となり、5カ月連続で前年同月を下回った。負債総額は53.2%減の2955億円だった。負債100億円以上の大型倒産が3件にとどまり、小規模倒産が目立った。
帝国データバンクが同日発表した09年の企業倒産(法的整理のみ)件数は前年比5%増の1万3306件、負債総額は43%減の6兆8101億円だった。09年12月の倒産件数は前年同月比11%減の1021件、負債総額は50%減の2998億円だった。
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