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NY市場概況、反発 ダウ平均は08年10月以来の高値

 13日の米国株式相場は反発。ダウ工業株30種平均は前日比53ドル51セント高の1万0680ドル77セントと、2008年10月1日以来、約1年3カ月ぶりの高値で終えた。ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は同25.59ポイント高の2307.90で終えた。主要企業の業績回復期待から買いが入った。前日下げた金融株の反発なども相場を押し上げた。
 14日に半導体大手インテルの決算発表が予定されているなか、業績への期待感が引き続き買いを誘った。食品大手クラフト・フーズは前日夜に2009年12月期通期の1株利益見通しを引き上げた。またアナリストが投資判断を引き上げた製薬大手メルクが買われ、同業のファイザーなどもつれ高した。
 金融株にも上げが目立った。前日にはオバマ政権が大手金融機関から特別手数料を徴収する方向との報道を受け、経営への不透明感から売りが膨らんでいた。この日は米金融危機の原因を究明する米議会の「金融危機調査委員会」が初の公聴会を開き、米金融大手の経営陣が出席していた。前日に売られすぎていたとの見方から、金融株の一角は買い戻しが優勢となった。
 午後に米連邦準備理事会(FRB)が公表した米地区連銀経済報告(ベージュブック)は経済活動が回復する地域が広がっているなどと、わずかに総括判断を上方修正した。ただ特に目新しい内容ではなかったため、超低金利政策が当面続くとの見方が改めて広がり、好感された面があった。一方、午前中には下げに転じる場面があった。週間石油在庫統計での原油在庫増などを受けて、原油先物に売りが膨らみ、石油株が下げたことが重荷となった。
 ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は約9億7千万株(速報)。ナスダック市場は約22億6千万株(同)。業種別S&P500種株価指数(全10業種)では、「ヘルスケア」と「金融」など9業種が上昇。「通信サービス」が下落した。
 ダウ平均構成銘柄ではメルクが上昇率首位。一方、クラフトは下げに転じて終えた。中国市場から撤退する可能性を示唆したインターネット検索大手グーグルも安い。

ダウ工業株30種(ドル)
終値:10680.77 前日比:53.51
始値:10628.09 高値:10709.26 安値:10614.49
年初来高値:10709.26 昨年来安値:6469.95

ナスダック総合指数
終値:2307.90 前日比:25.59
始値:2289.46 高値:2313.03 安値:2274.12
年初来高値:2326.28 昨年来安値:1265.52

S&P総合500種指数
終値:1145.68 前日比:9.46
始値:1137.31 高値:1148.40 安値:1133.18
年初来高値:1149.74 昨年来安値:666.79

米30年国債 4.716% 米10年国債 3.795%

シカゴ日経平均先物3月限(ドル建て)終値 10830 (+110) 大証終値比
シカゴ日経平均先物3月限(円建て) 終値 10795 (+75) 大証終値比
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