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NY株式市場、ダウ9日ぶり小反落 インテル上方修正でナスダック小高い

 28日の米国株式市場で、ダウ工業株30種平均は9営業日ぶりに小反落。前日比36ドル43セント安の9544ドル20セントで終えた。相場上昇が続いた後で週末ということもあり、利益確定売りが出やすかった。製薬大手メルクなどヘルスケア関連株が売られたことも、相場にはマイナスだった。
 一方、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は小幅に4日続伸。終値は1.04ポイント高の2028.77だった。ナスダック指数は昨年10月1日以来の高値を更新した。業績見通しの上方修正を発表した半導体大手インテルが4%高となったほか、前日に予想を上回る四半期決算を発表したパソコン大手デルがしっかりだった。
 メルクは1.7%下落し、ダウ平均の構成銘柄で下落率が最も大きかった。業種別S&P500種株価指数では「ヘルスケア」が下落率の首位。医療保険改革に取り組んできた民主党の重鎮、エドワード・ケネディ上院議員の死去で同改革の先行き不透明感が強まったと受け止められ、影響を受ける可能性のある医薬品株の持ち高をひとまず減らす動きが出たのではとの見方があった。
 7月の米個人消費支出(PCE)は3カ月連続で増加したものの、個人所得は横ばいだった。8月の米消費者態度指数(確報値、ミシガン大まとめ)は速報値から上方修正されたが、前月の水準は下回った。米消費者を取り巻く環境は引き続き厳しいと受け止められ、株式相場の足かせとなった。
 S&P500種株価指数は2.05ポイント安の1028.93で終えた。業種別S&P指数(全10業種)では「ヘルスケア」のほか、「通信サービス」や「消費安定」など7業種が下落。「素材」など3業種が上昇した。売買高はニューヨーク証券取引所(NYSE)が約13億9000万株(速報値)、ナスダック市場は約23億2000万株(同)。
 ダウ平均構成銘柄ではメルクのほか、前日急伸した航空機大手ボーイングや、銀行大手JPモルガン・チェースの下げが目立つ。決算発表とあわせて1株利益見通しを引き上げた宝飾大手ティファニーが11%高。前日夕に発表した四半期決算が予想を上回った半導体大手のマーベル・テクノロジー・グループが約5%上昇した。

ダウ工業株30種(ドル)
終値:9544.20 前日比:‐36.43
始値:9582.74 高値:9630.20 安値:9495.98
年初来高値:9620.00 年初来安値:6469.95

ナスダック総合指数
終値:2028.77 前日比:1.04
始値:2050.53 高値:2059.48 安値:2017.42
年初来高値:2059.48 年初来安値:1265.52

S&P総合500種指数
終値:1028.93 前日比:‐2.05
始値:1031.62 高値:1039.47 安値:1023.13
年初来高値:1039.47 年初来安値:666.79

米30年国債 4.204% 米10年国債 3.451%

シカゴ日経平均先物9月限(ドル建て)終値 10590 (+60) 大証終値比
シカゴ日経平均先物9月限(円建て) 終値 10575 (+45) 大証終値比
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