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FRB「ゼロ金利」を維持 国債3000億ドル購入、追加供給1兆ドル超

米連邦準備理事会(FRB) 米連邦準備理事会(FRB)は18日の連邦公開市場委員会FOMC)で、長期国債を向こう半年で最大3000億ドル(約29兆円)購入すると全会一致で決めた。住宅ローン担保証券の購入増額などとあわせ、追加の資金供給は合計で1兆ドル超になる。大規模な長期国債購入は約半世紀ぶりとみられる異例の措置。量的緩和による長期金利低下を通じ、景気の一段の悪化を防ぐ。
 最重要の政策金利であるフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標は現行の年ゼロ-0.25%に据え置いた。
 中央銀行による長期国債購入は、英イングランド銀行が今月5日に決定、日銀も18日に増額を決めた。経済危機克服へ世界的な潮流になってきた。FRBの長期国債買い切り額は日銀の約2.7倍に相当する。
 FOMC声明は、新たに導入する長期国債の買い切りを「民間信用市場の状況の改善を支援するため」と指摘した。幅広い金融取引の指標である長期金利が低下すれば、個人の住宅ローンから設備投資用の借り入れまで、金利全般の低下が見込める。
 特定の金融市場への資金供給策では「FRBのバランスシート(貸借対照表)をさらに拡大する」方針を表明。年内の住宅ローン担保証券(MBS)の購入規模を7500億ドル拡大し、従来の2.5倍の1兆2500億ドルにする。政府機関債購入も2000億ドルに倍増すると決めた。
 FRBの現在のバランスシートは約1兆9000億ドル。同日決めた追加資金供給はこの6割程度に当たる。今回の追加供給に加え、自動車やクレジットカードなどの市場向けも単純合算すると、FRBのバランスシートは4兆ドル超に膨らむとの見方もある。
 ゼロに到達した政策金利に代わり、市場に供給する資金量拡大で金融緩和をめざす方針を一段と強化。貸し渋りなどの信用収縮の緩和に全力を挙げる考えを示した。
 声明は景気について「経済の収縮は続いている」と指摘。米国内だけでなく「多くの主要貿易相手国が景気後退に陥り米国の輸出は大きく落ち込んでいる」とし、「景気回復は今年の遅い時期に徐々に始まるだろう」とした前回(1月)の声明の文言を削除した。
 ただ「下振れリスクは非常に大きい」との表現も削除。「短期的な見通しは弱いものの、金融機関や市場の安定化策や財政・金融政策を組み合わせる」ことで「景気は緩やかに回復していくだろう」とした。
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