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2008年外為市場13年ぶり円高水準、米金融不安でドル変調

 円相場は2008年初に1ドル=112円台で始まり、その後は金融市場に緊張が走るたびに円が買われる展開になった。
 最初の円高局面は米証券大手ベアー・スターンズの経営危機で揺れた3月。金融機関やファンドのリスク回避姿勢が強まり、低金利の円を借りて金利の高い通貨で運用する「円キャリー取引」の巻き戻しが起きた。円相場は3月、12年ぶりに1ドル=100円を突破。日米の金融当局はドル全面安への懸念を強めた。
2008年円相場 市場のテーマは夏以降、米住宅公社の経営問題など金融危機に回帰した。9月15日に米証券大手リーマン・ブラザーズが破綻、世界同時不況の懸念も強まり、投資マネーは円に逃避した。
 10月に主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁は「円の過度の変動を懸念する」という緊急声明を発表した。それでも国内の投資家が海外に投資した資金を引き揚げる動きが広がり、円相場は12月17日に一時、1ドル=87円13銭まで上昇した。一方で世界的にドル需要は高まり、ドルは円以外の通貨に対してほぼ全面高となった。

①1月22日:モノライン大手格下げ、信用不安拡大
②3月16日:米証券大手ベアスターンズ破綻、JPモルガンが救済
③7月6日:日経平均、54年ぶりの12日連続下落
④7月11日:WTI原油、史上最高値1バレル143.21ドル
⑤9月7日:米住宅公社(GSE)2社、公的管理下へ
⑥9月15日:米証券大手リーマンズラザーズ経営破たん、連邦破産法11条申請
⑦9月15日:銀行大手バンクオブアメリカ、証券大手メリルリンチ買収
⑧9月16日:米政府とFRB、保険最大手AIGへ9兆円つなぎ融資
⑨9月25日:米貯蓄金融機関(S&L)最大手ワシントンミューチュアル破綻
⑩9月29日:米金融安定化法案、議会下院で否決
⑪10月3日:米金融安定化法案成立、公的資金で金融機関から不良資産買取
⑫10月3日:米大手銀ウェルズ・ファーゴ、大手銀ワコビアを買収
⑬10月8日:世界10カ国同時利下げ、金融危機で協調
⑭10月10日:G7閉幕、公的資金による資本増強など「行動計画」を発表
⑮10月28日:日経平均バブル後最安値7162円90銭
⑯11月23日:米政府金融大手シティ救済、1.9兆円資本注入
⑰12月16日:FRB、FF金利を0.0-0.25%へ事実上ゼロ金利
⑱12月19日:GMとクライスラー救済、米政府1.5兆円融資
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