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米国株、急反発 雇用53万人減で売り先行も金融株に買い戻し

 5日の米国株式相場は急反発。ダウ工業株30種平均は前日比259ドル18セント高の8635ドル42セント、ナスダック総合株価指数は63.75ポイント高の1509.31で終えた。11月の雇用統計が悪化したことを受け売り先行で始まったが、悪材料は織り込み済みとして売り一巡後、金融株を中心に買い戻しが優勢となった。
 雇用統計で非農業部門の雇用者数は前月比53万3000人減と市場予想(35万人減)以上に悪化し、減少幅は約34年ぶりの大きさとなった。米景気悪化の深刻さが一段と意識されると消費関連株を中心に売りが出て、ダウ平均の下げ幅は一時約260ドルに達した。
 ただ、前日の相場下落で雇用悪化は織り込み済みとの見方が次第に広がり、下値では買い戻しが入った。この日は保険大手ハートフォード・ファイナンシャル・サービシズが資本の充実を指摘した上、利益見通しの上方修正を発表。前日まで年初来で92%安だった同社株が朝方から買われ、株価は前日比2倍と急騰した。これを受けて金融株全般に買い戻しの勢いが強まり、ダウ平均をプラス圏に押し上げた。
 ここ最近、取引終了前の一時間前後で相場の方向性が決まることが多い。この日は金融株の持ち直しもあって買い優勢となったため、これに追随して買いを入れる投資家が増えたという。雇用の大幅減という悪材料にもかかわらず上昇したことで、相場の底入れ感が強まったとの期待も追随買いを促した。
 S&P500種株価指数は30.85ポイント高の876.07で終えた。業種別S&P500種株価指数は「金融」の8%高を筆頭に全十業種が上昇した。
 ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は約16億2000万株(速報値)、ナスダック市場は約22億2000万株(同)だった。
 JPモルガン・チェースやシティグループが高い。株主がメリルリンチとの合併を承認したと発表したバンク・オブ・アメリカも高い。ハートフォードの急騰を受け、メットライフなど保険株が軒並み上昇。アナリストが相次いで利益予想を引き下げたインテルも買われた。
 半面、ゼネラル・モーターズ(GM)は小幅安。政府救済を巡る不透明感から売りが出た。米ウォールストリート・ジャーナル紙(電子版)は午後、クライスラーが破産に備え数週間前に法律事務所と契約していたと伝えた。フォード・モーターは上げて終えた。

ダウ工業株30種(ドル)
終値:8635.42 前日比:259.18
始値:8376.08 高値:8686.47 安値:8118.50
年初来高値:13279.54 年初来安値:7449.38

ナスダック総合指数
終値:1509.31 前日比:63.75
始値:1429.46 高値:1510.39 安値:1404.80
年初来高値:2661.50 年初来安値:1295.48

S&P総合500種指数
終値:876.07 前日比:30.85
始値:844.43 高値:879.42 安値:818.41
年初来高値:1471.77 年初来安値:741.02

米30年国債 3.125% 米10年国債 2.704%

「シカゴ日経平均先物(CME)」(5日)
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