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世界10中銀同時利下げ、政策金利0.5%下げ軸、市場混乱で協調

 米連邦準備理事会(FRB)や欧州中央銀行(ECB)など米欧六中銀は8日、協調して緊急利下げに踏み切ると発表した。米欧発の金融危機に伴う世界的な同時株安など金融・資本市場の混乱を抑えるのがねらい。政策金利をそれぞれ0.5%下げた。中国など一部新興国も協調に加わり欧米とあわせ10カ国・地域による異例の世界同時利下げになった。10日の7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議を前に、主要国の政策協調は新段階に入った。日銀は協調利下げには加わらないが、市場への資金供給拡充などで協力する。
 協調利下げを発表したのはFRB、ECBのほか、英イングランド銀行、スイス国立銀行、カナダ中銀、スウェーデン中銀の六中銀。このほか中国、アラブ首長国連邦(UAE)も同じ時間に利下げを発表した。米欧協調利下げは米同時テロが起きた2001年9月以来だが、これだけ広範な中央銀行が一斉利下げに踏み切るのは前例がない。
 各国の政策金利はそれぞれFRBが1.5%に、ECBは3.75%に、英中銀は4.5%に、スイスは2.5%、カナダが2.5%に、スウェーデンが4.25%になる。主要中銀の政策金利の変更は通常0.25%刻みだが、各国とも異例の大幅利下げとなった。
 米欧6中銀と日銀は8日「金融危機の高まりで経済成長に対する下方リスクが高まっており、グローバルな金融環境をある程度緩和することが正当化される」との共同声明を発表した。日銀は同時に「6中銀の今回の政策決定を歓迎する」との声明を出し、「わが国では政策金利の水準は既にきわめて低く、緩和的な金融環境が維持されている」と協調利下げに加わらなかった理由を説明した。
 日米欧の主要中銀は9月に総額65兆円規模のドル資金を自国市場に供給する協調策を打ち出したが、短期金融市場では米欧金融機関が資金を調達しにくいマヒ状態が続いていた。米国では公的資金を使って金融機関の不良資産を買い取る金融安定化法が成立したものの、金融機関の信用不安は収まっていない。
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