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「世界同時株安、期待感を持たずに売りで対応」

 昨日の米国株式相場は大幅安。ダウ工業株30種平均は416.02ドル安の12216.24ドル、ナスダック総合指数は96.66ポイント安の 2407.86ポイントとなった。中国株の急落が嫌気されたほか、耐久財受注額が市場予想を大幅に下回る状況。米景気減速懸念が台頭し、株価は急落となった。また、シカゴ日経平均先物(CME)は17460円。大証終値と比べて650円安の水準で取引を終了している。従って本日の東京株式相場は世界同時株安を受けて、売り先行の展開を想定。朝から全面安の展開になると思われる。
 また、日興コーデの上場廃止が伝えられており、同社株の下落も市場にマイナスのインパクトを与えると思われる。米シティグループなどが支援を表明しているが、株価は流動性低下などを嫌気して下落で反応。株価指数の下落にも寄与すると思われる。
 目先ポイントとなるのは世界的な株安が「一時的」か否かということ。もし、持続的な株安が予想される場合には、日本株も寄り付き時点で処分しなければならなくなる。現時点では日経平均の寄り付きは500円以上の下落が予想される。当然日足チャート上には窓を空けることになり、短期的にはリバウンド余地が生じることになる。ただ、チャート形状が完全に崩れることになり、基本的には売りのチャート。一時的なリバウンドがあったとしても、一旦動き出した「負の連鎖」は止めることができず、最終的にはさらに下値を試す展開となりそうだ。外国為替市場では円キャリートレードの巻き戻しが起こっており、この動きも短期的には抑えることはできないと考えたい。
 本日の東京株式相場はパニック的な売りが先行しそうだ。市場参加者の間ではリバウンドを期待する声が高まると思われるが、チャートが完全に崩れれば、その期待ははかなくも消え去るであろう。信用取引を行っている投資家の追証による投げ売りも出ると思われ、後場寄りではさらに下値を試すものと思われる。需給の悪循環が起こる可能性が高く、基本的には売りで対応したい。寄り付き前に発表される鉱工業生産指数、昼ごろに取引が開始される中国株の動きにもよるが、妙な期待感は持たないほうが良いであろう。
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