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「軟調推移、今晩の米国市場の動きに注目」

 本日の日経平均は95.43円安の18119.92円で取引を終了した。朝方は買い先行のスタートとなったものの、買い一巡後は上値の重い展開。高値警戒感から利益確定売りが優勢となり、一時下落幅を拡大させる展開となった。朝方高かった鉱業、鉄鋼などにも売り圧力が強まり、市場の雰囲気を悪化させる展開。業種別東証株価指数では情報・通信業、電気・ガス業などが上昇。不動産業、証券商品先物が下落となった。
 本日の東京株式相場は総じて売りが優勢の展開となった。全般的に高値警戒感が強まっていたことに加え、積極的に上値を買い進む材料に乏しい状況。日米の経済指標の発表なども警戒材料とされ、買い一巡後は売りが優勢となった。前場堅調に推移していた非鉄金属、鉄鋼などが売り圧力に押されたほか、銀行、証券などの金融セクターも軟調推移。上昇ピッチが急だった銘柄には売り圧力が強まり、相場の上値を抑える要因となった。
 日経平均の日足チャートでは陰線が出現。辛うじて終値ベースでは5日移動平均線を死守したものの、調整ムードが高まる展開となっている。やはり目先は下方に空いている窓(17968.26円-18024.48円)までの調整を余儀なくされる公算は大きく、依然として短期的な下落余地は残されているようだ。
 今晩の米国株式相場の動きに注目したい。明日はGDP改定値の発表を控えており、同指標の下方修正リスクが高まっているからだ。もし、NYダウが大幅な下落となれば、チャートが完全に崩れることになる。米国発の世界同時株安の可能性もあり、警戒感を強める必要がありそうだ。米国で景気減速懸念が高まれば、「利上げ論」ではなく「利下げ論」が台頭することになる。その場合、日米金利差の縮小期待が高まり、急速に円高に振れる可能性がある。株安、円高から日本株が輸出関連株中心に下ブレする展開も考えられ、米国市場の動向には細心の注意を払いたい。
 最近いじめ問題が深刻な社会問題となっており、国会を巻き込んでの大論争が繰り広げられている。そこでよく議題にあがるのが、いじめた側の加害者の範囲の規定である。いじめを実行した本人はもちろんのことだが、果たしてそれを傍観していた人や止めなかった人も同じ加害者に含めてしまって良いのであろうか。
 もし、それを相場の話に置き換えるとこうなるであろう。日本株、米国株、欧州株の3人がいて、もし米国株、欧州株がいじめを実行、日本株は手出しをしていないのに、加害者扱いされたら日本株はどう思うであろう。もちろんそんな時はこう言うに違いない。「欧米か!!」と・・・。明朝、日本株の嘆きの声が聞こえてきそうだ。
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