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外国人の日本株買い続く、4月からの累計買越額1兆2000億円超

 外国人投資家による日本株買いが続いている。4月から5月第一週までの累計買越額は1兆2000億円を超えた。米金融不安の後退を背景に買い直しが活発になり、海外勢が相場回復を主導してきた構図が鮮明だ。ただ前週は米保険大手AIGが住宅ローン関連で巨額損失を計上するなど、信用不安はなおくすぶる。日本企業の業績鈍化への警戒感もあり、今後の買い細りを指摘する声もある。
月別売買動向 東京証券取引所が12日発表した5月第一週(4月28―5月2日)の投資主体別売買動向(東京・大阪・名古屋三市場、一・二部など合計)によると、外国人は4千8億円と大幅に買い越した。売りが前週に比べ約1500億円縮小した影響が大きい。買い越しは4月第一週から5週連続で、累計買越額は約1兆2200億円となった。
 一方、個人投資家は5月第一週に2653億円売り越した。3週連続の大幅売り越しで、相場上昇を受けて利益確定売りが優勢だった。
 海外勢の買いが続いているのは世界的な金融不安が後退し、日本株の保有比率を戻してきたため。日本市場は時価総額が大きく、外国人が好む流動性の高い大型株が多い。信用懸念が拡大するなか真っ先に換金売りの対象となってきたが、4月以降「最悪期を脱したとの見方から持ち高調整の買いが膨らんだ」(ジェフリーズ証券の大川治マネージングディレクター)。
 アジアの他市場との比較で日本株に見直しが入っているとの指摘もある。アジア新興国では資源・食糧価格の高騰でインフレ懸念が高まり、楽観的な見方が修正されつつある。ドイツ証券の下出衛チーフエクィティストラテジストは「アジア買い・日本売りをしてきた投資家が、金融引き締めへの警戒感から配分修正に動いている」と話す。
 もっとも、12日は朝方の外国証券経由の注文状況(市場推計、株数ベース)が10営業日ぶりに売り越しに転じた。欧米金融機関の損失拡大への警戒心はなお残っており、今後の海外勢の大幅な買い越し継続には懐疑的な見方も出ている。
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