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米自動車ローン延滞率、4年連続で上昇 サブプライムの影響広がる

 米国で自動車ローンの延滞率が上昇している。スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)によると、信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)問題の影響を受けた信用収縮や住宅価格の下落を受け、同ローン対象層のローン延滞率は直近で2.73%と、前年に比べ0.43ポイント上がった。サブプライム問題の影響が個人消費全般に広がりつつある。
 S&Pが二〇〇七年十二月にまとめた延滞率調査によると、サブプライム層向けだけでなく返済能力が比較的高い「ノンプライム」層向けの延滞率も1.36%と0.62ポイント上昇した。同調査は証券化されてから八―九カ月後のローン債権を指標とし、返済が期限より六十日以上遅れている分を延滞債権と定義する。
 自動車ローンの延滞率は、サブプライム向けで16%台(〇七年七―九月期)の住宅ローンに比べまだ低い。S&Pは「今後の景気減速や雇用拡大ペースの鈍化を受けて、延滞率はさらに上昇する可能性がある」と指摘。サブプライム層向け自動車ローンの延滞率は〇三年の1.83%を底に四年連続で上昇し、〇八年以降もこうした基調が続く公算が大きい。
 自動車ローンを手掛ける金融機関の業績も悪化しつつある。キャピタルワン・ファイナンシャルは〇七年七―九月期決算で、自動車ローン事業で約三百八十万ドルの損失を計上した。自動車ローン全体の三十日以上の延滞率は前年同期比1.97ポイント上昇の7.15%。貸倒引当金を前年同期比52%積み増した。
 フォード・モーター傘下のフォード・モーター・クレジットも七―九月期に前年同期比2.6倍の貸倒引当金を計上。同26%の減益決算に追い込まれた。ゼネラル・モーターズ(GM)傘下のGMACファイナンシャル・サービシズも七―九月期の延滞率が前年同期の2.47%から2.53%に上昇した。
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