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米国株、大幅安 FRBの0.25%利下げ決定に失望売り

NYDOW
終値:13432.77 前日比:-294.26
始値:13726.87 高値:13780.11 安値:13413.74
年初来高値:14198.10 年初来安値:11939.61

Nasdaq
終値:2652.35 前日比:-66.60
始値:2724.05 高値:2734.82 安値:2650.22
年初来高値:2861.51 年初来安値:2331.57

S&P500
終値:1477.65 前日比:-38.31
始値:1516.68 高値:1523.57 安値:1475.99
年初来高値:1576.09 年初来安値:1363.98

米30年国債 4.466% 米10年国債 3.969%
「シカゴ日経平均先物(CME)」(11日)
DEC07
O 16055(Globex 合算)
H 16150
L 15535
C 15615 大証比-465(イブニング比-525)
Vol 31513

 11日の米国株式相場は大幅安。ダウ工業株30種平均は五営業日ぶりに反落し、前日比294ドル26セント安の1万3432ドル77セントで終えた。ナスダック総合株価指数は反落し、同66.60ポイント安の2652.35で終えた。米連邦準備理事会(FRB)の利下げが小幅にとどまったことが市場の失望を誘い、売りが膨らんだ。
 FRBは午後2時15分過ぎに、米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利と公定歩合をそれぞれ0.25%引き下げることを決めたと発表した。利下げ幅はほぼ市場の予想通りだったが、一部では0.5%の大幅利下げ期待もあったため、発表を受けて売りが膨らんだ。声明文が今後の利下げを強く示唆しなかったと受け止められたことも、売り材料となった。
 FRBの発表前は株価は小高く推移していた。前日夕にテキサス・インスツルメンツ(TI)が予想を上回る10―12月期の収益見通しを発表したことを好感し、朝方は半導体株を中心にハイテク株が堅調だった。
 業種別S&P500種株価指数は「通信サービス」以外の九業種が下落。ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は午後4時までの通常取引で15億5119万株(速報値)。ナスダック市場は21億983万株(同)だった。
 ローン関連の巨額損失を計上する見込みとなり、減配や増資を発表したワシントン・ミューチュアルが12%超下落。10―12月期の業績に慎重な見方を示したと伝わった米連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)も急落し、金融株は全般に軟調だった。新型航空機の納入時期が遅れるリスクが意識されたボーイングも安い。アナリストが投資判断を引き下げたスターバックスが大幅安。見通しが市場予想を下回ったゼネラル・エレクトリック(GE)が売られた。
 半面、増配や自社株買いを発表すると同時に、先行きに対して強気な見通しを示したと伝わったAT&Tが4%超上昇。TIは小幅高で終えた。
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