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「米雇用統計を控え様子見、売りポジションは継続」

 昨日の米国株式相場は小幅反発。ダウ工業株30種平均は6.26ドル高の13974.31ドル、ナスダック総合指数は4.14ポイント高の 2733.57ポイントとなった。週末の雇用統計発表を控えて全般的に様子見ムードの強い状態。株価指数は小幅な値動きとなり、方向感の乏しい展開となった。また、シカゴ日経平均先物(CME)は17110円。大証終値(通常取引)と比べて10円安の水準で取引を終了している。従って本日の東京株式相場はもみ合い相場からのスタートを想定。手掛かり材料難の閑散相場になると思われる。
 昨日の日経平均は高値警戒感などから利益確定の売りが優勢となった。連日の急ピッチの上昇に対して警戒感が強まっていたほか、アジア株の下落が投資家心理に悪影響を与える形。新興市場銘柄の上昇は続いたものの、全般的に「買い疲れ感」が漂っている。チャート的にも上方の窓を完全に埋めたことで、達成感の強いチャート形状。17200円付近に壁を感じさせる動きとなっており、一時的に下方の窓を埋める展開が予想される。
 今晩は米国で雇用統計が発表される。市場では警戒感が強まり、買い手控えムードが広がりそうだ。投資家はサブプライムローン問題が米国の雇用情勢にどのような影響を与えるか注目しており、その結果が今後の相場動向を左右することになりそう。当然、日本株に対する影響も考えられ、後場に入ってからは一旦処分売りの動きが強まるかもしれない。また、三連休を控えた売りや、週明け後の中国株の動向を警戒した売りも出そうだ。相場の方向性を決定づける材料には乏しいものの、「漠然した不安心理」が株価に影を落としそうだ。売りポジションは継続とする。
 今日気になった記事としては、日経7面に書いてあった「ゆうちょ・かんぽの資金運用化先多様化へ」の報道。この内容はある意味「規定路線」であるといえるが、今後は「巨鯨」の暴れぶりが注目される。現状の「郵政」は多くの資産を国債で運用しており、今後は国債を売却して他の資産に振り分けることになる。国債価格の下落が懸念される状況であり、長期金利の動向には十分に注意を払いたい。
 現在は「窓理論」で売りとなっている。他の「壁理論(傾斜指数)」「軸理論(理論株価)」では買いとなっているものの、ポジションは「売り」で様子見といった感じだ。決して窓を空けて下落したわけではなく、積極的な売りポジションがとれるような状況でもない。下方の窓を埋めた場合にはすぐ買い転換となり、上昇相場が持続する可能性もある。今後の株価の方向性を深く考えず、一旦売りとするのが正解であろう。週明け後には明確な方向性が見えてくると考えたい。
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