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「三連休、FOMCを控え、様子見ムード強い」

 昨日の米国株式相場は大幅高。ダウ工業株30種平均は133.23ドル高の13424.88ドル、ナスダック総合指数は8.99ポイント高の 2601.06ポイントとなった。投資判断の引き上げなどによりGMが上昇。マクドナルドも前日に大幅な増配を発表しており、株価が急上昇した。また、シカゴ日経平均先物(12月限)は15980円。大証終値と比べて230円高の水準で取引を終了している。従って本日の東京株式相場米国株式相場の上昇を好感して買い先行の展開を想定。上値を試すものと思われる。
 しかし、東京株式相場は三連休を控えており、買い一巡後は様子見ムードが広がることが予想される。SQ通過で一時的に買い安心感が強まると思われるが、週明け後のFOMCを警戒して、積極的に上値を買い進む動きにはならないと思われる。また、原油価格の上昇が顕著となっており、全世界的に企業の生産コストが高まる懸念がある。日本株にとっては一概にマイナス要因とはならないものの、一方的な原油価格の上昇は投資家心理を冷やす要因となりそうだ。
 一方、外国為替市場では円相場が1ドル=114円台半ばに上昇している。英住宅ローン会社がイングランド銀行に緊急金融支援を求めていると伝えられており、円の買い戻しに繋がったようだ。昨日は米国株式相場の上昇を受けて1ドル=115円台半ばまで下落する場面もあっただけに、投資家は梯子を外された気分となるだろう。グローベックスのナスダック100先物も軟調推移。外資系証券の寄り付き前の注文状況も売り越しであり、寄り付き時点での日経平均はCMEほど上昇しないと思われる。ただ、SQによる多少の価格のブレは予想されるが・・・。
 自民党総裁選は福田氏優勢でコトが運びそうだ。最大派閥である町村派が主導する形で、他の派閥がなだれ式に支持。小泉チルドレンの最終決定を待たずに、ほぼ決着がついたと思われる。ただ、株式市場にとって後継総裁人事は短期的な影響は及ぼさない可能性が高い。政治日程が確定することによって不透明要因が後退。市場の注目点は再び各国の金融政策に回帰するからだ。
 日経平均の日足チャートでは弱気のチャート形状が継続している。一時的に上昇する場面があったとしても、相場の方向性は「下向き」で変更はないと思われる。投資家にとって一番怖いのはSQよりも、欧米金融機関の爆弾炸裂である。その運命を左右するFOMC及びその後の声明文が重要であり、来週発表の米住宅指標にも関心が集まると思われる。米国株式相場が上昇したからと言って無条件で買い進む局面ではないと考えたい。基本は「戻り売り」である。
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