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「米株高を受けて上昇か、市場には楽観的なムードも」

 昨日の米国株式相場は続伸。ダウ工業株30種平均は91.12ドル高の13448.86ドル、ナスダック総合指数は33.88ポイント高の 2630.24ポイントとなった。ISM製造業景気指数がほぼ市場予想通りとなったことから、「利下げ期待を妨げるものではない」との見方が台頭。株価指数を上昇させる要因となった。また、ドイツ銀行頭取が世界の金融環境に楽観的な見方を示したことも、投資家心理を改善させた。シカゴ日経平均先物(CME)は16550円。大証終値と比べて150円高の水準で取引を終了している。従って本日の東京株式相場米国株式相場の上昇を好感して買い先行の展開を想定。再びリバウンド相場へと突入すると思われる。
 昨日の日経平均は25日移動平均線を割り込んだものの、5日移動平均線が支持線として機能。大引けにかけて下げ渋る動きとなった。全般的に買い材料は乏しいものの、安値圏では押し目買いが優勢となった。
 本日の東京株式相場米国株式相場の上昇に加え、円相場が1ドル=116円台で推移。主力銘柄には買いが入りやすい状況であり、堅調な値動きが期待できそうだ。その際目標となるのが、日経平均の日足チャート上に空いている上方の窓(16667.36円-16747.94円)。この水準に到達できれば、8月15日からの株価急落に対する全値戻しを達成。目標到達感の強いチャート形状となる。上値の限界値に達したとの認識となり、その後は再び調整色を強めるであろう。
 しかし、上方の窓に到達せずに失速した場合には要注意。8月31日の高値(16569.09円)付近に「壁」が存在していることになり、その後再び大きな下落に見舞われる可能性が高い。軸が完全に下向きに傾いており、再び急落する展開も考えられるのだ。
 市場ではサブプライムローン問題に関して、次第に楽観的なムードが漂っている。しかし、各国の政府・金融当局がその中身を確認したわけではなく、「実態」は今後明らかにされると思われる。今は当局が「火消し」に躍起になっているだけであり、あくまでも「表面上の儀式」にすぎない。「闇鍋」が本当に吹き零れるのはこれからであり、安心するのは時期尚早であると思われる。金融機関やヘッジファンドの決算が発表される11月頃までは、警戒感の強い相場展開が継続するとみられる。
 現在のポジションは「買い」であるが、これは暫定的な措置。チャートが「そうしろ」と示唆しているのであり、相場の大きな流れは別物にあると考えたい。短期的なポジションの積み上げが正しければ、長期的に損することはない。「霧の中のドライブ」が目的地に辿りつけるのも、同様の考え方である。自身の相場勘がいかにアテにならないものか、投資家は今回の急落で思い知らされたハズ。テクニカル指標に対して「忠実」になり、自分の資金をしっかりとナビゲートしたいものである。
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