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「相場は凪状態、売り転換の準備を・・・」

 本日の日経平均は44.16円安の16524.93円で取引を終了した。シカゴ日経平均先物が大証終値比マイナスで返ってきたほか、寄り付き前に発表された法人企業統計を嫌気する動き。農相の辞任発表も政局不安を誘っており、株価は総じて軟調に推移した。しかし、大引けにかけてはやや下げ渋る動き。週末には既に米国でサブプライムローン対応策が発表されており、日本株に関してそれほど悲観的なムードは漂わなかった。また、テクニカル的にも日経平均が25 日移動平均線を突破しており、下値支持線として機能している。業種別東証株価指数では海運業、ゴム製品などが上昇。保険業、証券商品先物などが下落となった。
 本日の東京株式相場は軟調な値動きとなった。先週末に発表された米サブプライムローン対応策が既に織り込みの材料であったほか、寄り付き前に発表された法人企業統計の設備投資額の落ち込みが市場マインドを低下させる形。遠藤農相の辞表提出も嫌気材料とされ、株価は一時下落幅を拡大させた。しかし、売り一巡後は徐々に下げ渋る展開に。円相場が緩やかに下落しており、輸出関連株には追い風となる状況。今晩の米国株式市場がレーバー・デーで休場なのも、一部買い安心感に繋がったようだ。
 日経平均の日足チャートでは十字足が出現しており、強弱感が対立する形となっている。方向性の乏しいチャート形状であり、目先どちらの方向に動くかは定かではない。もし、窓を空けて下落すれば、完全に弱気チャートへ転換。逆に上放れれば強気相場が継続していることになり、軸が上向きであることを感じさせる。現時点では上方の窓(16667.36円-16747.94円)の手前で足踏みしており、若干「軸が下向き」である可能性は高そう。
 今週は米経済指標の発表が目白押しとなっているほか、6日にはECB理事会が開催される。利上げ期待の高かったユーロ金利の動向が注目される状況であり、世界の金融当局の足並みが揃うかも焦点となる。欧州系銀行もサブプライムローン問題を抱えており、詳細が判明するのは9月末以降と見られる。景気に対する影響も不透明感が漂っており、ここでは欧州金融当局は慎重な姿勢をとらざるを得ないと思われる。世界経済が一種の「サブプライム待ち」のような凪状態に陥る可能性があり、まだまだ予断を許さない状況と言えそうだ。

 子供たちの夏休みが終わったことで、一息ついたお母さんも多いことだろう。昼間の静けさを取り戻し、煎餅を貪りながら昼ドラで涙、なんていう日常も戻ってきた。猛威を奮っていた灼熱地獄も去り、生活にも落ち着きが出てくることになりそうだ。しかし、あまりのんびりしすぎると、突然子供たちが帰ってきて、怠惰な生活を目撃されることになるから注意したい。学校の時間割の都合で早い時間の帰宅することもあり、その惨状次第では親の権威が失墜しかねないからだ。
 マーケットも同じこと。いつまでものんびり構えていると、突然上昇相場が終わってしまい、不意を突かれることもあるのだ。いつでも下落相場に突入しても良いように、準備だけは整えておいたほうが良い。地震でも何でもそうだが「忘れたころにやって来る」もの。他人の気が緩んでいるときこそ、兜の緒を締めたいものである。
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